幼児音楽の授業(体験談) その2

レッスン&授業

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この冬はじめて焼き芋を焼きました

娘は喜んで食べてくれましたよ

えがった!えがった!!

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『わたし』は現在、7つの園で授業をさせてもらっています。その園その園で授業の内容が違います。鍵盤ハーモニカを中心でやっている園があったり、「絵譜」を使ってリズム打ち・リズム遊びを中心にしている園があったり、学年によってやる事が違う園があったり、色々と授業風景も違うのでプライベートなことがバレない程度に、ほかの園の授業の様子を書いたり、授業の進め方のコツなどを書きたいと思います。今回の記事は絶対忘れる事の出来ない授業の話です。

『わたし』は色々な幼稚園・保育園・こども園で授業を定期的にやらせて貰っています。もちろん授業を参観日にしてもいいですか?とも言われるので「大丈夫ですよ!」と今でこそ言いますが、もう8年くらい前の授業の話ですが、後にも先にも、あんな「最悪な30分」はありませんでした。

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初めての参観日

8年ほど前のお話です

その園ではすでに3年ほど年長さんの

授業はさせて貰っていました

その年から年中さんも授業をしてほしいという事で

年中さんは「鍵盤ハーモニカ」をやっていこう!!

という話になりました。

しかし、1ヵ月に1度しかいかない状況で

授業が始まって4回目くらいで「参観日」となっていました

年中さんと言う事で、4回目ならば【3指つかってドレミ】を吹く

ここまでは出来るはず!!保育士さんにも

「練習しておいてね」と伝え、1ヵ月後の「参観日」に!

予想以上の親御さんに

ビックリの『わたし』とテンションのあがる「子供たち」

いや~な予感のする中

「(わたし)あいさつするよ~、立って~」というと

3人の子供が椅子の上に立って、おふざけ開始!!

この瞬間、「最悪な30分」が始まりました

 

 

制御不能な教室

まともに「あいさつ」が出来ないまま

授業を開始してしまった『わたし』

この時点で『わたし』の失敗は始まっていました

親御さんがいる中で怒るというのは非常にやりづらいです

『わたし』みたいな講師が

1ヵ月に1回とか行って「立つ」「座る」の基本動作すら

制御出来ない状況は

そのあとの授業を円満に進める事は絶対に出来ません

なのでこれ以降、始めの「あいさつ」は座る事にしました

授業はまず、こちらのペースに乗せないと成り立ちません

ただずっとこっちが話まくるだけではダメだし

子供たちの様子を無視して物事を進めてもダメです

そして、この参観日でのもう一つの失敗は

保育士さんが「ドレミ」を練習していなかった事

すでに「お便り」で内容を発表しているにもかかわらず

練習を1ヵ月間やっていなかったことです

1ヵ月間授業が空くと100出来た事も50以下くらいになります

「ドレミ」をみんなで吹くからね~

と、言ってしまったのに

練習をしていない。。。

授業内容を遡る。。。

これ前やった奴だ。。。

ざわざわする。。。

気持ちは「ドレミ」だったのに前回の復習から始まる。。。

集中してもらえない。。。

書いている今も、あの時の気分が甦ります

 

孤独な戦い

そんな状況の中

どこかに突破口を見つけようと

「鍵盤ハーモニカ」でやる曲の「チューリップ」を

子供たちとお父さんお母さん(総勢50人以上)で歌いましょう!!

と声高らかに言ってみるものの

協力してくれる声はわずかで

この教室には5、6人しかいないのか?

というほどの声

保育士さんも新任の先生で

こうなってしまった状況を

好転する術はなく

親御さんにも参加してもらう作戦はことごとく空転するばかり

汗は尋常じゃないほど流れ

子供たちは好き勝手に「鍵盤ハーモニカ」を吹き

親御さんから冷やかな目で見られ

保育士さんの助けも得られず

最後は何をやっていたか記憶がありませんでした

 

失敗を糧に

この失敗はその後の『わたし』の

幼児音楽を教えることに

とても役に立っています

絶対にこちらのペースで授業を進める

保育士さんに頼らない(笑)

授業内容をもっと細分化する

親御さんの目は気にしない(笑)

そのあとこれほどの失敗はなくなりましたが

子供たちには全く同じ子なんていないので

毎回、新しい発見があり、新しい体験があります

来年度は、お邪魔する園がもう一つ増えますが

子供たちにわかり易い授業ができるように頑張ります

 

まとめたページもあります。

404 NOT FOUND | 音楽工房TOTOとまと・ぶろぐ
ピアノが苦手な音楽講師のブログ

 

今晩はここまで。ではでは。よろしく哀愁

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