☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆
北海道は急に気温が下がってきました。
朝晩はストーブをつけようか考えるくらいです。
同じ日本でもどうしてこうも温度が変わるんですかね?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆
「トライアングル」は
☆3大キラキラ楽器☆の1つです。
幼児音楽の中で「トライアングル」「ウインドチャイム」「鉄琴」は3大キラキラ楽器といっていいでしょう。
器楽演奏や、発表会の合奏で、このキラキラした音はとても目立ちますし、色々な音がある中で
とても良いアクセントになります。その中でも「トライアングル」は保育士さん達が
何の疑いもなく、園児たちに渡してしまう楽器なのですが、この「トライアングル」は
園児たちが使うにはとても「難題の多い楽器」なのです。
難題1、楽器が重い。
「トライアングル」はみんな知っての通り、金属でできています。
金属ということは園児には重たい楽器なのです。なのに重たいと知っていながら、
保育士さん達は園児たちに、特に3歳児あたりの発表会で持たせたりします。
これは発表会に向けての練習で色々悪循環に陥ります。
楽器が重たい →
キチンと構えれない →
音が出せない →
楽しくない →
やりたくない!ってなりますよ。
難題2、楽器が回る。
そして、この楽器の最大の問題が「楽器がクルクル回る」という事です。
普通「トライアングル」は輪になったテグス(紐)に通して指で持ちます。
出来るだけテグスを短くしたほうがいいです。園児は叩く力が一定ではないですし、
叩く角度も一定ではありません。そのためにクルクル回る現象がおきます。
しかし、重たかろうが、回ろうがどうしても手に持たせたいんです。という保育士さん。
わかりますよっ!あのキラキラした音が欲しいんですよね。ならばテグス(紐)を
変えましょう。まちがっても書類などを綴じる、「綴じ紐」なんて使ったらいけませんよ。
使うとしたら、「結束バンド」を使いましょう。「結束バンド」はプラスチックで
出来ているので、「トライアングル」の響きを、「綴じ紐」や「スズランテープ」よりも
止めてしまう事が少ないので適してはいます。少し細めの「結束バンド」で輪を作り
(余ったところは切ってください)「トライアングル」を通して、指やスタンドに引っかけて使います。
あくまで回らない為の「結束バンド」であって、重さの問題はあるので指に掛けるよりは
スタンドがお勧めです。
難題3、同じ音にならない。
これは「トライアングル」という楽器の特性で、同じ力、同じ場所、同じタッチ
じゃないと同じ音がでません。園児の合奏でそこまで気にして演奏することは少ないかも
しれませんが手に持っていると、大人でもなかなか難しい事です。
結果的に・・・
わたしは「トライアングル」を手に持たせて叩かせることは、お勧めしません。
できればスタンドに付けてあげたり、持ちやすくしてあげたりいいと思います。
たとえば・・・
「手に持って」「テーブルに置いて」「スタンドに取り付けて」とあるように、どんな形態でも
演奏が可能です。これは本当にいいです!!
同じ音も出ますし、3歳児でもキチンと演奏できます。しかし、ちょっとお高いので数を揃えるのが大変・・・
もし園に器用な用務員さんなどがいたら、針金ハンガーなどで手に持つようの
こんな感じに作ったりしてあげると、簡単に人数分揃えられると思います。
「トライアングル」は最近では100均でも売っていたりしますが、
やはりお高い楽器はそれだけの響きをもっています。合奏などに使うときは
100均のものよりも、しっかりした楽器(3,000円以上)を使って欲しいです(●^o^●)
今回はここまで。ではでは。よろしく哀愁
コメント