幼稚園・保育園・こども園で、「カスタネット」を上手に使う!!

楽器の使い方

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もうすぐ『ダンまち』の第3seasonが放映開始です。

楽しみだなぁ、たのしみだねぇ。

『キングダム』の放送再開はまだだろうか???

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「カスタネット」って言われてみなさんは何を思い出しますか?

フラメンコ? 赤と青? ハケンの品格の篠原涼子???

 「カスタネット」といっても、普通の赤青の『教育用カスタネット』の他に、

『フラメンコカスタネット(コンサートカスタネット)』

『フラッパーカスタネット(柄付き)』

『テーブルカスタネット』

などなどがありますね。

幼児音楽の現場では、赤青の『教育用カスタネット』以外は目にすることは、ほぼないでしょう。

 

 わたしが幼児音楽の現場で『タンバリン』『すず』『カスタネット』

3種類の小物楽器あるとして、発表会で誰に何を持たせようか?と考えたとして

音楽的な観点でいうと

『すず』『タンバリン』『カスタネット』

という優先順位になります。

 『カスタネット』を発表会で使うとしたら、2歳児&3歳児くらいが多いでしょうか?

わたしが発表会の楽器の振りわけするなら、まず上手な子供に『カスタネット』

持ってもらいます。現場の保育士さんたちはビックリしますけどね(笑)

ほとんどの保育士さんは「タンバリン」を持たせますよね。なぜか・・・・

【楽器が大きいから】という理由ですね。

実は『カスタネット』は子供たちにとって、キチンとした音がだしずらく、音が揃いずらいという

特性があります。それでいて上記3つの中で、キチンと鳴らすと一番大きな音が出ます。

音が揃いずらいというのは、「すず」や「タンバリン」は鳴らした時に複数の音が出てきますので

多少づれても、何となく揃って聞こえますが、『カスタネット』は1つしか音が出てきません

(※ハッキリした音ってこと)ここが音楽的な観点ってことです。

1人で鳴らすならともかく複数人で鳴らす時は、かなり上手な子供たちでタイミング

合わせて叩かないと、「カスタネット」どころか、全体がバラバラに聞こえて

しまうのです。

見た目が重要で、音は関係ありませんってことなら、何をもってもいいですけどね(笑)

 合奏で『カスタネット』を使いたい!!

 もし、合奏でカスタネットを使いたいんですって時は『テーブルカスタネット』

お勧めします。手に持って叩く『カスタネット』はタイミングが取りずらいのと、

合奏に使うには音がしっかりしている、叩きやすいという観点からも

『テーブルカスタネット』はどうでしょうか?

こんな『カスタネット』は使っちゃダメ!!

 ・ゴムが伸びきって、手においても全然ひらかないものダメです。

 ・楽器のボッチ部分が擦り切れて無いものはダメです。

 ・割れているものは、あたり前ですがダメです。

 どうやって鳴らす、持ち方は?

 わたしは「タンバリン」の記事でも書いたとおり、持つほうの手は

『タンバリンは右手』『カスタネットは左手』としています。

左手のお兄さん指(中指)につけさせます。人差し指と書いている教則本などもありますが、

子供たちが指を挟まないようにするには、お兄さん指(中指)につけて、「カスタネット」を

持った手は動かさず、もう片方の手で、跳ねるように叩く、拍手のように両手を動かして

パンパン叩くのは指を挟む可能性があるのでやめましょう!

持っているほうの指は開かずに閉じましょう。指を挟まないように気をつけてね。

発表会が直近で、楽器の配置などで困っている保育士さんもいると思いますが、少しでも

ヒントになってくれたら嬉しいです。

 

 

 ではでは。

 

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