Twitterのアイコンに突如現れた犬は、かぼすちゃんという名前の”Doge”(ドージ)というネットミームで世界的に有名になった柴犬です。殺処分される寸前だったところを引き取られた保護犬だそうです。
暗号資産「ドージコイン」のモデルにもなり、イーロン・マスクがTwitterやTV番組で言及したことで一時価格が急騰するなど注目を集めていました。
※アイキャッチ画像はTwitterより引用
かぼすちゃんとの出会い
飼い主のかぼすママが前の愛犬「ケン」を突然死で失い
以来、日課の散歩がなくなり、秋の紅葉や桜の季節を感じることもなくなっていたそうだ
ケンの死から2年後、保護犬の里親募集ブログでかぼすちゃんを見つけた
近所に住んでいるのを知り、運命だと思い
家族に迎え入れるまで時間はかからなかったそうだ
かぼすちゃんと出会い、日常が再び輝きだし
久しぶりの散歩に心が踊ったことを語っている
「散歩をしながら鳥の声や季節を毎日感じられるのがすごくうれしくて。『桜のつぼみがこんなに膨らんだよ』『かぼちゃんとのお散歩がこんなに楽しいんだよ』って、誰かに伝えずにはいられなくなったんです」
抑えきれない気持ちをブログに書きはじめた
それが「かぼすちゃんとおさんぽ。」の始まりである
そしてブログをはじめて数年後、かぼすちゃんは世界的に有名になる
有名になってよかったことを挙げるとすれば
保護犬を知ってもらうきっかけになったことだという
ブログをみて『保護犬を飼いました』『次飼うときは絶対保護犬にします』と
言ってくださる方がたくさんいるんです
それが一番うれしいですと”かぼすママ”は言う
コラ画像や暗号資産ドージコイン
ブログ「かぼすちゃんとおさんぽ。」に掲載された写真がコラ画像として
ネット上で急速に広まっていき、やがて社会現象となった”かぼすちゃん”だが
暗号資産「ドージコイン」のモデルにもなり
イーロン・マスクがTwitterやTV番組で言及したことで
一時価格が急騰するなど注目を集めた
なぜ今回アイコンが”かぼすちゃん”になっているかというと
以前イーロン・マスクがTwitterで
「Twitterを買収したら鳥のロゴをDOGEにしてよ→いいね」というやりとりがあったため
今回は”かぼすちゃん”になったものと思われる
かぼすちゃんの写真が4億7000万で落札も
2021年にはNFTオークションでかぼすちゃんの写真が4億7000万円で落札された
飼い主の”かぼすママ”はコラ画像が広まっているのを
遅れて知ったようで
パンになった”かぼすちゃん”、ドーナツになった”かぼすちゃん”は
可愛く見れていたそうだがドンドン出てくるコラ画像は理解できなかったそうだ
商品化や暗号資産化も飼い主の知らないところで進んでいたらしく
勝手に商品が作られて誰かのお金儲けのために
使われていることには少しがっかりしたそうだが
ドージコインはチャリティでの使われ方が目立っていたため
”かぼすママ”も嬉しかったそうだ
※2014年のソチオリンピックでは、資金不足で出場が危ぶまれていたジャマイカのボブスレーチームに約3万ドルのドージコインが寄付された。
NFTが話題になり始めた頃
かぼすママの元に「一緒にやらないか」というメールが何件も届き
NFTを全く分からなかった”かぼすママ”は業界で働く友人に相談したそうです
そこで、保育士として働くかぼすママは
恵まれない環境にいる子どもたちを救いたいと思い
友人が集めてくれたチームとともにNFTチャリティオークションをはじめそうだ
予想の1億円よりの大幅アップの5億300万円という金額に
”かぼすママ”は頭が真っ白になったという
オークションの売上は、国内外の子どもの人権を守る団体に寄付をした
残ったお金で国際NPOプラン・インターナショナルとワールド・ビジョンを通して
ベトナムやイラク・南スーダンに学校を建設中だという
今回のTwitterアイコンは一時的なものなのか?
恒久的なものなのかはわからないが”かぼすちゃん”が
もっと色々な人に知られてくれるのはいい事だし
イーロンマスクがこんなに”かぼすちゃん”のことを好きだとは思わなかったですね
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