蛙化現象とは? 本当の意味 今はどんな時に使われる? 

蛙 エンタメ

SNSやWEBサイトを中心に、「蛙化現象」という言葉が話題になっているのをご存知でしょうか?Youtuberの”きりまるさん”は異性の特定の行動に冷める現象「蛙化現象」の動画で炎上中。同じくYoutuberの”ヒカルさん”のチャンネルで公開された動画では、炎上の裏側などを明かしています。ヒカルさんらしく「蛙化現象」を切り捨てる場面や、ヒカルさんの独特な恋愛観なども見せていますので、気になった人はぜひこちらの動画もチェックしてみてください。

 蛙

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蛙化現象 本来の意味

心理学用語の一つとしても知られる“蛙化現象”とは

好きだった人が振り向いてくれた瞬間に

相手に嫌悪感を抱いてしまう現象のことを指します

両思いになった瞬間に

突然相手のことが気持ち悪いと感じてしまうという矛盾した心理なのですが

女性によく見られます

相手に興味がなくなるのではなく

嫌悪感や苦手意識を抱いてしまうのが特徴です

“蛙化現象”の由来は、グリム童話「カエルの王様」といわれています

【ある国の王女が、金の毬(まり)を泉に落としてしまいます

そのとき泉から醜いカエルが現れます

カエルは「自分と寝食を共にしてくれたら、毬を拾ってあげる」と言い

王女は了承して毬を拾ってもらいました

しかし、カエルに毬を拾ってもらった王女は

カエルとの約束を無視してお城に帰ってしまいます

翌日、カエルはお城にやってきて

王女に約束を守るよう要求します

王女は父親である王にも叱られ

しぶしぶカエルと一緒に寝室に行きました

けれど、王女は嫌悪感からどうしてもカエルを受け入れられず

壁に投げつけてしまいます

するとカエルの魔法が解け、立派な王子の姿に戻ったのです

王子になったカエルと王女は恋に落ち、やがて結婚しました】

 白馬の王子

みんなから気持ち悪がられていたカエルが

最終的に王子様の姿に変貌を遂げ

ハッピーエンドを迎える物語

同じ対象者への気持ちが正反対に変わることに着目し

“蛙化現象”と表現されています

“蛙化現象”になる理由は?

“蛙化現象”になる理由は大きく分けて3つで考えられるようです

その1:【両思いになるまでの過程が面白いと感じている

恋愛において男性は結果を、女性は過程を重視する傾向があります。両思いになるまでの過程を楽しんでいる女性が多いため、その過程が一通り終わった瞬間に「面白くない」と思い、相手に嫌悪感を抱いてしまうことが考えられます。

その2:【振り向いてくれた相手に失望した】

相手に対し「自分には不釣り合いなのでは?」「手の届かない存在かも…」と思っていませんか? 手の届かない存在のはずなのに、釣り合わない自分に振り向いてくれたことに失望してしまったのかもしれません。“蛙化現象”は、自分に自信がない女性がなりやすいとも言われています。

その3:【自分が傷つくことを避けたいと思っている】

好きな人が振り向いてくれるのはうれしいものですが、ずっと関係が続く保証があるわけではありません。「いつか振られてしまうのではないか」「別の女性を選んでしまうのではないか」と、自分が傷つくのを無意識に恐れた結果“蛙化現象”を引き起こしてしまうパターンも考えられます。

プチ炎上中の”蛙化現象”はちょっとだけ意味合いが違う

Youtuberの”きりまるさん”は

「フードコートで彼氏が彼女をオロオロ探しているのを見ると冷める」

と代表例を挙げています

男性からするとそれぐらいこのとで冷められたらたまらん!ということで

プチ炎上となったようですが

意外に「これに共感する女子が多い」と”きりまるさん”は言います

またきりまるさんが炎上してしまったのが

「お会計時に財布を出してもたもたしている男性に引いてしまう」

という蛙化現象

”きりまるさん”は

「お会計時に何十円単位で端数までモタモタ割り勘させられるやりとりが嫌だ」と答えました

女性はこれにも共感しているようです

「それぐらいなら自分で払ってしまう」と言う”きりまるさん”が男前ですね

今回の”きりまるさん”のプチ炎上”蛙化現象”は

異性に対してのイメージにそぐわない行動をされると

ギャップで”蛙化現象”するという感じなのでしょう

完璧な異性のちょっと見せたギャップでキュンとするではなく

幻滅するということのようです

蛙化現象になりやすい人とは?

蛙化現象は病気ではありません

しかし、繰り返し蛙化現象を起こしてしまった人は

「自分は恋愛ができないのではないか?」

真剣に悩んでしまうこともあるでしょう

誰もが蛙化現象を引き起こすわけではありません

蛙化現象になりやすい人の傾向を次のような人たちのようです

【恋愛経験が少ない人】

男性と付き合った経験がほとんどない人は、蛙化現象を起こしやすい傾向があります。恋愛経験が少なければ、せっかく両思いになっても、その先をどうしてよいかわからないでしょう。「両思いになれたら幸せなはず」という期待が大きすぎて、「こんなはずじゃなかった」と失望してしまうことも考えられます。

【自分に自信がない人】

蛙化現象では、自分のことを好きになった人を受け入れられない状態になります。自分のことを認めてもらえると嬉しいと思うのが一般的ですが、そう思えないのは、自分に自信がないからだと考えられます。つまり、自己肯定感の低い人ほど蛙化現象になりやすいとも言えるでしょう。

理想が高すぎる人

好きになった相手に完璧を求めてしまう人も、付き合い始めると気持ちが冷めてしまいがちです。理想どおりの人などなかなかいないものですが、理想が高く、自分の思い描いていたとおりでない現実を受け入れられない人は、蛙化現象を引き起こしてしまう可能性があります。

過去の恋愛でトラウマがある人

昔付き合った相手とうまくいかずに別れてしまった経験がある場合、両思いになっても「また同じことを繰り返してしまうのではないか…」と不安になることがあるでしょう。こうした過去のトラウマによって、好かれても突然気持ちが冷めてしまうというケースが考えられます。

蛙化現象を予防・克服する方法

良い恋愛ができていれば”蛙化現象”を引き起こすことはありません

自分をしっかり持ち、相手信じて

目先の恋愛だけを意識して行動しすぎないようにして

まずは自分自身にも目を向けてみましょう

交友関係を広げる

普段から異性との接触が少ないと、お付き合いをすることになっても戸惑ってしまいがちです。まずはいろいろな人と交流してみるところから始めましょう。

友達から恋愛への発展を目指す

最初から恋愛を意識しすぎるとうまくいかないものです。友達から彼氏に発展することもありますから、興味を持った人とまずは友達になってみましょう。友達として、どういう人なのかがある程度わかっている相手なら、付き合って幻滅するということも少ないと考えられます。

人とのコミュニケーションに慣れる

交友関係を広げることは、彼氏候補を増やすことだけが目的ではありません。人間関係を円滑にするには、コミュニケーション能力が必要です。人との交流が増えるほど、自分のコミュニケーション能力は上がりますから、誰と付き合ってもうまくいくようになるでしょう。

自分を認められるようになる

「自分には好きになってもらえるところなんてない」と思っていると、自分を選んだ相手に不信感を持ってしまったり、「どうせそのうちフラれる」と考えてしまったりする可能性があります。蛙化現象を防ぐためにも、自分で自分を認められるようになることが大切です。

恋愛よりもまずは自分磨き

自分に自信がない人は、今よりも素敵な自分を目指して、恋愛よりも自分磨きを優先してみましょう。自分磨きをすることで自信が生まれ、自己肯定感を持てるようになるかもしれません。今の自分を好きになってくれる相手を探すというよりも、自分がレベルアップした結果として良い相手と結ばれることを目指しましょう。

恋愛を相手任せにしない

両思いになったら、相手が一方的に望みを叶えてくれるものと思っていませんか?人間関係は、持ちつ持たれつのギブアンドテイクです。これは恋人関係でも同じことが言えます。恋愛において相手任せの状態になり、「相手が何をしてくれるか?」という期待ばかりしていれば、必然的に期待を裏切られることになるでしょう。

蛙化現象のまとめ

好きな人ができたら

「この人と恋人同士になったら、私は何をしてあげられるかな?」と考えてみましょう

相手に何かをしてあげて喜んでもらえたら、自分も嬉しいものです

相手に喜んでもらえることをモチベーションにしていれば

相手と長く良い関係を続けていくことができるでしょう

オロオロしている姿をみて”可愛い”と思ってあげれるくらい広い心で

お付き合いしていけるといいですよね

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