北海道日本ハムファイターズの本拠地”エスコンフィールド北海道”がまもなく完成します。北広島はお祭り騒ぎ、駅と球場を行き来する”シャトルバス”のお披露目など盛り上がりを見せています。
そんな中、3月4日は「札幌ドーム」での最後のオープン戦を迎えてましたが、球場内ではちょっとした変化がありました。いつもなら内野・外野、吊り下げと広告がたくさん見られた札幌ドームですが、ほぼすべてに近い広告が無くなっています。
集客ができない”札幌ドーム”
札幌ドーム側は”日本ハム”が出て行っても
札幌ドーム的に黒字を見込んでいると発表しています
野球のスケジュールが入っている時に
アーティストのコンサートが入れられなかったので
これからはドンドン、アーティストのコンサートを入れるので
問題はないと発表していましたが
ドームツアーに札幌を入れないのは
お客さんが集まらないから行かないと
正直な気持ちを視聴者に言っていました
たしかに海外の大物アーティストが来ても
ドームのチケット余ってるらしいよといった声はよく聞きました
北海道は人口500万人いる土地ではありますが
札幌の人口は約195万人で5大ドームツアーをする都市としては
( 東京ドーム · 京セラドーム大阪 · 札幌ドーム · ナゴヤドーム · 福岡PayPayドーム)
一番、人口密度の少ない都市です
同じぐらいの福岡市は、人口153.2万人ですが面積は【343k㎡】
札幌市は、人口195.2万人で面積は【1,121㎢】
福岡県で考えるなら、人口510.9万人、【面積4,987㎢】
北海道で考えるならば、人口528.1万人、【面積83,450㎢】と桁が違います
札幌から離れた土地「函館」「稚内」「根室」など
車で5時間から8時間かかる町の人は
札幌に行こうが、東京に行こうが変わりません
東京に行ったほうが、帰りにディズニーランドに行こうか、お台場行こうか
など他の場所に遊びにも行けるので
わざわざ札幌のコンサートに来ることはしないのです
広告がなくなった”札幌ドーム”
札幌ドームの誤算はそれだけではないでしょう
日本ハムがいなくなって【広告】を出していた企業の撤退です
お客さんがたくさん来て目に入り
テレビに広告が映って、初めて意味のある広告を
お客さんの来ない札幌ドームに出す意味がありません
札幌ドームの黒字計画の中に広告費収入も
入っていたと思いますが
ゴッソリその部分が無くなってしまいました
4日、日本ハム―楽天戦のオープン戦が開催
チームが札幌ドームを使用するのは
昨年11月23日のファンフェスティバル以来約3カ月ぶり
試合前には全体練習が行われたが、場内の広告が減少し
打席に立つ選手の背景に映る一、三塁側フェンスの広告はゼロ
一、三塁コーチャーボックス付近の人工芝に描かれていた企業名も消されていました
エスコンフィールド北海道にあつまる”広告”
札幌ドームに出ていた広告の多くは
新たな球場”エスコンフィールド北海道”の方に出しているようです
紅白戦を行ったときにも
その球場内の映像に数多くの広告を見かけられました
“エスコンフィールド北海道”は野球の試合だけでなく
イベントなどでの貸し出しも検討しているようなので
”札幌ドーム”ではなく”エスコンフィールド北海道”のほうに
コンサートツアーやイベントが集中する可能性もあります
そうなると広告もドンドン増えることでしょうし
益々、札幌ドームの立場が危うくなりますね
3月14日 エスコンフィールド北海道オープン戦に合わせて
3月14日、新しい球場【エスコンフィールド北海道】でオープン戦が行われました
テレビ中継もNHKを含む4局同時放送という
大盛り上がりで試合が始まりました
各局、色々と工夫を凝らして放送していましたが
STVは解説の”高木豊”氏が解説席を離れ
地ビールを飲んで食レポをするという
世界で初めてだと言いながら、美味しそうにビールを飲んでいました
そんな同じ日に
札幌ドームは新しいドームの使い方として小規模イベントもOK
日ハム移転後の札幌ドーム「新モード」のお披露目をしました
(誰も注目しないですよね。この日に発表しても)
アリーナと客席の一部を幕で仕切り
最大5万人の収容人数を1万5千人から2万人規模に変えることができます
ドーム規模の大きな空間を必要としない
アーティストのコンサートの招致などを見込んでいます
コメント
北海道民です。
札幌市民ではありませんが、福岡ドームのある福岡市、西武ドームがある所沢市の方が札幌市よりも人口が少ないです。誤った情報なので、訂正または削除していただきたいと思いコメントしました。
いきなりで申し訳ありませんが、ご検討願います。
コメントありがとうございます。
指摘されたところ。訂正いたしました。