毎年、様々な感動と笑いをあたえてくれる「鳥人間コンテスト」ですが見ていると人力飛行機をつくるのは大変なんだろうな!と思いつつもどれくらい大変なのか、想像をしたことなどあまりありませんでした。
今回、舞ちゃんが190Wで50分、ペダルを漕ぎきるのは大変なので180Wで60分にプランを変更となりました。その為に主翼を作り直しとなり、同期のメンバーが舞ちゃんの頑張っている姿をみて、コックピットに風を送れるように、コックピットの形成を初めからやり直すことを提案。お父さんのネジ仕事とも精通しますが、緻密・精密な作業の上に成り立っていることがわかりました。
【水平を求めるだけでも大変】
主翼はスタイロフォームからの生成されているようです
主翼の形は風の抵抗により流線形になるので
リブと呼ばれる翼の形を成型するパーツを
1つずつ手動でつくっていく(ちょっとずつ形が変わる)
気の遠くなりそうな作業の連続のようです
何が大変って
作業場の水平から気にしないといけないらしいです
作業するテーブルは水平か?
または床は水平なのか?
水平器は本当にあっているのか?
そのため、自分たちで水平器を手作りする
そこまで気にしなくてはならないのです
現代では3Dプリンターというものが登場しているので
人力飛行機の作り方も舞ちゃんたちの時代よりは
格段に進歩しています
0.1度変われば1メートル後の誤差は?
10メートル後の誤差は?とドンドン誤差が大きくなります
今も昔も0.1度、0.1グラムを揃える努力は変わらないようです
翼の上に止まったトンボですら誤差になりかねないのです
【パイロットの体重管理あっての飛行機作り】
そこまで考えながら作っている人力飛行機ですので
パイロットの100グラムの誤差は
とても大きな問題なのです
舞ちゃんも100グラムで悩むのも頷けます
100グラムなんて何か食べたか食べなかったかくらいの誤差じゃん!
とはいかないのです
あとは筋力が付くという事は
重くなります
ある程度、体力を維持しながら
筋力もつけ、体重を落とす
なんとも舞ちゃんはイバラの道をあるいていますね
ジャムをいっぱいつけてパンを食べていた
お父ちゃんが悪魔に見えました


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