舞ちゃんの営業のために始まった、笠巻ネジ教室が今、大人気です。最初は舞ちゃんが営業先の”カワチ鋲螺”の森本さんに何にも知らないで営業にくるな風に言われ、何も言い返せなかった舞ちゃん、1からネジの勉強をしようと笠巻さんにネジについて教えてくださいとお願いします。そこに同じく何も知らない母・めぐみ、そして「ネジ好きなんで」と山田さんに言い放った、ネジ大好き土屋さんが生徒として参加します。
ネジの作り方
まずは舞ちゃん達が教わったのが
「転造」と「切削」の違いでした
「転造」は材料を圧縮して作るため材質の強度を保ったまま作る工程
しかし、時間とコストがかかる
「切削」は材料を削って作るため材質の強度が落ちてしまうが
工程時間が減る分、大量生産ができる
そこから勉強が始まりました
職人もそうですが、営業する人が何もしらないと
今回の藤沢くんの作るたびに赤字になるネジ事件みたいなことが
起こってしまうのでしょう
ネジの値段
笠巻ネジ教室によると
ネジの値段は、大きく4つに分かれた項目できまるようです
【ネジの値段】
固定費・・・設備費・人件費etc
金型償却費用
材料費
加工費・・・熱処理・メッキ・パシペートetc
※パシペート処理とは? ステンレス素材に行う処理で、酸素よりさらにCr(クロム)と結びつきやすい硝酸を使って人工的に酸化クロムの膜をつくる処理です。 クロム・ニッケル系ステンレス製品の加工度合の大きい部分の黒ずみ除去にも使います。 一般的には、「硝酸」にステンレス素材を浸漬させる処理のことを指します。
特殊ネジを作るときは”金型償却費用”の部分が
物凄くかかるらしいです
特殊ネジっていうくらいなので
特殊な金型を新しく用意する必要がありますものね
藤沢くんのネジは1本3円80銭
金型は6万円で5万本を作れる、そこに固定費やら材料費をのせて
めぐみさんの出した答えが1本4円50銭でした
生徒が増えている!?
再び、笠巻ネジ教室のようすが画面に映されると
なんと!生徒が増えているではありませんか
正式な受講生は
舞ちゃん、めぐみさん、若手職人土屋さん、営業藤沢くん
そして立ち見で
宮坂さんと、章兄ちゃんが辞める時に走ってきた尾藤くん
そこに呆れ顔の山田さんという感じだ
きっと職人の中にも知らないことが
この笠巻ネジ教室では教えてもらえるだろう
これから(株)IWAKURAのネジが益々高品質になっていけば
飛行機の部品も作れるようになるのではないでしょうか?

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