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暑い、暑い、暑い。
マスクつらい。。。
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今年度も文化庁から「ARTS for the future! 」という事業が発表されています。昨年度の文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」は数多くの芸術関係者が申請しましたが、昨年度と違うところはより大きな団体や事業への補助金となっているようです。第1次募集は終了しましたが、これから2次募集も始まるようです。

「ARTS for the future! 」通称「AFF」について、
出来るだけわかりやすく
簡単に説明していきます。
芸術団体の活動に最大2500万円の定額補助
昨年度『わたし』も苦労して申請した
文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」に続き
今年度も文化庁から新たに「ARTS for the future! 」通称「AFF」という事業が
発表されています

前回の事業はフリーランスの個人でも申請できましたが
今回はもっと大きな規模での事業を想定しているみたいですね。

質問があります。ぱぉーん。

えっ?きみは誰?何者?

僕の名前は「な・ぞー」と言います。象だよ。ぱぉーん。

えっ?象???

立派な象でしょ。ぱぉーん。

えっ・・・り、りっぱな・・・ね~
そ、そんな「な・ぞー君」は何が質問なの???

僕、前回の「文化芸術活動の継続支援事業」も知らないんだ。ぱぉーん。

前回の文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」っていうのは
芸術活動をしている、たとえば音楽家・画家・写真家etc
場合によっては、棋士や陶芸家なども対象になっていた事業で
比較的に審査の簡単な補助金20万のカテゴリー
計画書をしっかり作って申請する補助金150万までのカテゴリー
他にも
集団(10人まで)で申請する150万x10人でMAX1500万までのカテゴリーに分かれていたもので。経費などの縛りもちょっと緩めで。
パソコンの購入も経費として計上できたんだ。

へー、今回は何が違うのかな?ぱぉーん。

今回の「AFF」は・・・
国内の文化芸術関係団体(地方自治体を除く)
- 団体としての公演等の主催の実績がある法人
- 公演等の主催の実績を有する者が中核となり設立した法人
- 公演等活動の主催の実績を有する任意団体
- 公演等活動の主催の実績を有する者が中核となる任意団体
- 公演等活動の主催の実績を有する団体が中核団体となる実行委員会
国内の文化施設の設置者又は運営者
- 主催事業を実施している国内の文化施設の設置者又は運営者
(地方公共団体、独立行政法人を含みます)
※公演等を主催するライブハウスやミニシアターなども対象となります。

要するに今回は個人が対象ではなく。
もっと大きな法人・団体・事業者を対象にしていて
一応、注意書きとして
「本事業では公演等を実施する団体を支援することにより、そこからフリーランスや個人の方にも支援が届くことを意図しています」

と、書かれています。
簡単に言えば、小さな事業・個人にチマチマ払うよりも
大きな事業者・団体にドカッと払えば
みんな潤うでしょ!!
っていう他力本願的な考えかな~

それじゃー、個人で活動している人には恩恵は受けれないの?かな?ぱぉーん。
指をくわえて我慢する人が多くなりそうだ!ぱぉーん。

うーん、そもそも今回は演者側ってよりも
裏方で働いている人にも恩恵があるように
想定して要るっぽくて・・・
補助金の対象経費については
交付決定後、事業実施期間に補助事業のために事業者自身が支出し、事業者名義の証拠書類が確認できる経費のみが対象です。※やむを得ない交付決定前の事前着手については対象となる規定があります。
【人件費】
・出演費(出演料など)
・稽古費(稽古料、リハーサル費など)
・スタッフ費(音響・照明スタッフ費、会場整理員等賃金など)
・諸謝金(講師謝金、指導謝金、翻訳謝金など)
【物件費】
・音楽費(作曲費、編曲費など)
・文芸費(監督料、脚本料、演出料金、監修料、振付料など)
・舞台・美術費(大道具、小道具、衣装費、照明機材費など)
・会場費(会場施設使用料、稽古場使用料など)
・役務・委託費(運搬費、広告宣伝費、映論審査費、配信費など)
・旅費(交通費、宿泊費など)
・借損料(楽器借料、作品借料、権利使用料、付帯設備費など)
・需要費(消耗品費、印刷製本費、感染予防対策費など)

なるほど~、スタッフ費や物件費っていうところが
ちょっと違うのかな?ぱぉーん。

それに補助金の額も物凄く高いです。
補助金は公演等に従事する人員数、団体規模等を勘案し1団体あたりの補助上限区分が(600万、1000万、1500万、2000万、2500万)となっているのさ

MAX2500万円!!す、すごい。ぱぉーん。
個人では申請できない?どうすれば申請できる???
前回の文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」では
個人でフリーランスで活動している人も
申請をして補助金を受け取った人が
たくさんいたと思います
しかし、今回の「AFF」は個人での申請は
対象外です。

でも困っている人はたくさんいると思うよ。ぱぉーん。

そうだね。
「団体」については法人以外の任意団体も対象となるから、普段フリーランスで活動しているボッチの人なども有志で2名以上のグループを作ることにより申請を行うことが可能だよ。

なーるほど、たしかにコンサートを一人だけで公演するのは
大変だから裏方などのスタッフも数人いるよね。ぱぉーん。

そう!それで「団体」として申請できるよね。
ちょっと意地悪な言い方をすれば
音楽家で言えば、大きなホールでチケットを売ってコンサートをしている人は
絶対にプロでしょ!ってこと
個人でプロですって言ってる人は確認のしようがないから
こういう方法を取ったんじゃないかな?

なるほどね。前回のは君とても苦労したらしいからね。ぱぉーん。

そうなんだよ!!音楽を生業にしている人は「十人十色」
色々な音楽の形があるんだよ。
今回の「AFF」はコンサートの予定もないので
対象外って感じなんだけど。
申請条件が、これからも変わる予定があるから
文化庁のHPはチェックしていくつもりだよ

そうだね。大きなコンサートを予定している人には是非とも活用してほしい事業だね。ぱぉーん。

1次募集は終わりましたが
2次募集は6月下旬~7月下旬になっています。
まだ時間があるのでチャレンジできる人は
申請してみた方がいいですよ
今回の事業は新型コロナウイルスにより
文化芸術活動の自粛を余儀なくされた文化芸術関係団体が
感染対策を十分に実施した上で
積極的に公演等を開催し
文化芸術振興の幅広い担い手を巻き込みつつ
「新たな日常」ウィズコロナ時代における
新しい文化芸術活動のイノベーションを図るとともに
活動の持続可能性の強化に資する取組を行う場合に
経費への支援を行う文化庁の補助金制度です。
前回の「文化芸術活動の継続支援事業」では
約96,300件の申請に対し約79,700件が申請が通っており
書類の不備や辞退等(約4600件)を除いた
実質的な採択率は87%前後と非常に高い水準となっています
今回の「ARTS for future!」には
250億円という大きな予算が計上されていますので
前回に続き比較的採択されやすい状況が期待できるかもしれませんね
次回はどんな物が経費になるのか
考察しますね。
今回はここまで。よろしく哀愁
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