侍ジャパンの阪神との強化試合、合流まもない”大谷翔平”は3番DHで先発出場をはたした。侍ジャパンの強化試合は現在3勝1敗ではあるが、ホームランが出ていない”ホームラン欠乏症”だった。しかし、大谷翔平が2本の3ランホームランを打ち敵味方・お客さん皆がバリバリのメジャーの力を見せつけられた。
膝をついてホームラン
【侍ジャパン スタメン】
1番 #ヌートバー 中
2番 #近藤健介 右
3番 #大谷翔平 DH
4番 #村上宗隆 三
5番 #吉田正尚 左
6番 #岡本和真 一
7番 #山田哲人 二
8番 #源田壮亮 遊
9番 #中村悠平 捕
先発 #山本由伸
大谷翔平は3番DHで出場
3回の表、2アウト1,2塁の場面
阪神のピッチャーは昨季1159日ぶりに勝利を手にした”才木浩人”
4球目の136kmのフォークを
膝をついたままですくい上げホームランにしてしまった
アベマTVでの解説をしていた西岡さんは
放物線を描く球を見ながら
「うそやろ、うそやろ」と連発
打ってから膝をついたのではなく
膝をついた状態で打っていたと興奮気味に解説を忘れて話していた
2本目のホームラン
さらに大谷翔平は怪物ぶりを発揮する
続く5回表の第3打席目には
阪神のピッチャーは昨年U23日本代表の”富田蓮”
先ほどの打席と同じように
2アウト1,2塁の場面
フルカウントで迎えた7球目の142kmストレートを
詰まりながらもセンターバックスクリーン右に放り込んだ
帰国したばかりで体調も100%ではないと言っていた大谷翔平だったが
いきなり2本のホームランで6打点という
凱旋初戦で存在感をまざまざと見せつけた結果になった
大谷のパワーの秘密
大谷翔平のパワーの秘密はどこにあるのか?
メジャーリーグに行ったばかりの大谷翔平はこれほど
パワフルではなかった
怪我をしたメジャー1年目に投手生命の岐路に立たされるようなけがに見舞われた
18年6月と9月に右肘の内側側副靱帯(じんたい)に損傷が判明し
シーズン全日程終了翌日の10月1日に
右手のけんを右肘に移植する靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた
投手としての復帰には1年以上のリハビリが必要となるため19年は打者に専念した
その間、打者として専念する1年で自分のフォームを見直し
上半身の筋肉もつけた
今まで腰の回転で打っていたフォームから
上半身だけでもメジャーリーガーの球を打ち返せるパワーを手に入れた
あれだけの高身長の選手があの太い筋肉隆々の腕にするには
キチンと計算していかなければあれほどの筋肉にはならないらしい
それほどのパワーがあるから膝をついてもホームランになるし
フリーバッティングで5階席まで推定160mの飛球もする
メジャーリーグのオールスターでホームラン競争したのは
しっかりとした裏付けがあったからだ
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