2019年に発生した新型コロナウイルス感染症は世界保健機関 (WHO) による国際正式名称をCOVID-19といい、2022年8月までに感染者数は累計6億人を超え、世界的流行(パンデミック)を起こしています。
次から次へと変異するウィルスの為、デルタ株、イオタ株、ラムダ株、ミュー株、オミクロン株と次々へ世界で流行を引き起こしています。そして、ここにきて新型ウィルスの呼び方がおかしいのだ
伝説の幻獣の名前が使われるようになってきました。一体どんな変異種があるのか、名前がかっこよすぎて、とても強いウィルスに見えてきます。
【通称:グリフォン・ケルベロス・バシリスク・ケンタウロス】
シンガポールなどで流行しているのが
「グリフォン」と呼ばれる「XBB」
オミクロン株の新たな変異株です
感染が拡大しているシンガポールは
「グリフォンは今、コロナ感染者数の50~60%を占めている
悪い知らせだが、日本でも非常に速く拡大すると確信している」と言います
アメリカを中心に拡大している
「ケルベロス」と呼ばれる変異株と共に
世界で猛威を振るう変異ウイルス
和歌山県は11月、新たな変異株「バジリスク」の感染者を県内で初めて確認したと発表した
バジリスク株の感染が分かったのは10代女性と同居家族の50代女性
2人とも海外渡航歴はないが
10代女性は10月上旬に大阪市内で外国人が多い飲食店を利用したという
2人とも入院せず自宅療養期間が終了したが
倦怠感が残っているという
バジリスク株は国内での確認例はまだ少なく
感染力や重症化度などはよく分かっていないという
2022年6月にインドで初めて確認された「ケンタウロス株」
インドでの感染拡大を引き起こしました
現在流行しているBA5に性質が似た変異株とも言われていおり
あたかもBA2とBA5のハーフといった感がある変異株です。
【命名法】
じつはにコロナウィルスに対する一貫した命名法は確立されていない
政府や報道機関を含め、変異株に関しては
最初に特定された国を呼称することもある
コロナウィルスには何千もの変異株が存在し
ウイルスの亜種は、系統や系統群などのより大きな分類群へ分類できる
主要かつ一般的に使用される下記3種類の命名法が提案されている
- 2021年1月現在、 GISAID(SARS-CoV-2を「hCoV-19」と呼称)は、 8つのグローバルクレード (S, O, L, V, G, GH, GR, GV) として識別する。
- 2017年、 Hadfieldらは、「病原体の進化をリアルタイムで追跡する」ことを目的とした Nextstrainを発表した。Nextstrain は後に SARS-CoV-2 の追跡に使用され、 2021年1月現在において 11 のクレード (19A, 19B, 20A ~ 20I) を識別する。
- 2020年、Rambautらは、ソフトウェアチームによる記事「活発に流行しているウイルス系統と新しい場所に広がるウイルス系統に焦点を当てたSARS-CoV-2系統の動的命名法」で提案し、2021年2月現在において、6つの主要な系統 (A, B, B.1, B.1.1, B.1.177, B.1.1.7) を識別する。
オミクロンの亜種のウイルスの命名は
「PANGOリニエージ(系統)」という
国際的な新型コロナウイルスの命名法で付けられている
冒頭のXは、二つの変異株の遺伝子が混ざったウイルスに付けられる
通称名のグリフォンは
ギリシャ神話などに登場する上半身と翼が鷲や鷹
下半身はライオンの伝説上の生き物
正式な名前ではなく、科学者たちがつけたあだ名だ
まだまだコロナは収束の気配は見られない
次から次へ新しい変異を見せているので警戒は必要だ

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