”どうする家康” 戦で傷ついたことのない男 ”本多忠勝”が傷つくほど武田軍は強い 三方ヶ原の戦い

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『どうする家康』は、2023年1月8日から放送されているNHK大河ドラマ第62作でNHKテレビ放送開始70周年及び大河ドラマ放送60周年記念作品。室町時代後期から江戸時代を舞台に徳川家康の生涯を描く

三方ヶ原の戦いが始まったが、徳川軍は全滅に近い大敗だった。前哨戦から武田軍の強さに防戦一方の徳川軍、出発の際は家臣各々が最後になるかもしれないと覚悟をもっての出陣となっていた。

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戦で傷ついたことない本多忠勝すらヘロヘロ

三方ヶ原の戦いの前哨戦から

武田軍に防戦一方の徳川軍

前線で戦っていた

”戦で傷ついたことのない男”本多忠勝と

叔父の本多忠真が戻ってくると

全身に血のりをつけた姿に

ほかの家臣は驚いていた

大久保忠世が本多忠勝に怪我の治療を進めると

これは全部返り血じゃと言い返していましたが

本多忠勝はヘロヘロの状態

猛将”本多忠勝”も消耗するほどの

激しい戦いだったのです

三方ヶ原で倒れる徳川軍

武田軍の作戦にまんまとおびき寄せられた徳川軍は

武田軍の待ち伏せに合い

武田軍は万全の陣を敷いて待ち受けます

この戦いにより徳川軍は多大な損害を受け

鳥居四郎左衛門、成瀬藤蔵、本多忠真、田中義綱といった

有力な家臣をはじめ

先の二俣城の戦いでの

恥辱を晴らそうとした

中根正照、青木貞治

家康の身代わりとなった

夏目吉信、鈴木久三郎といった家臣

また織田軍の平手汎秀といった武将を失った

このように野戦に持ち込んだことを含めて

全て武田軍の狙い通りに進んだと言えるが

戦闘開始時刻が遅かったことや

本多忠勝などの武将の防戦により

家康本人を討ち取ることはできなかった

一矢報いた”犀ヶ崖の戦い(さいががけ)”

武田に大敗した徳川軍だが

地に利を生かして

浜松城の北方約1キロにある犀ヶ崖付近に

野営中の武田軍を夜襲させた

それが”犀ヶ崖の戦い”だった

混乱した武田軍の一部の兵が

犀ヶ崖の絶壁から転落したり

崖に誘き寄せるために

徳川軍が崖に布を張って橋に見せかけ

これを誤認した武田勢が殺到して

崖下に転落したなどの策を講じ

その結果、多数の死傷者を出したというが

「犀ヶ崖の戦い」は後世に徳川氏の江戸幕府によって

編纂された史料が初出であり

同時代の史料にはない

「幅100mの崖に短時間で布を渡した」

「十数丁の鉄砲と100人の兵で歴戦の武田勢3万を狼狽させた」

「武田勢は谷風になびく布を橋と誤認した」という

荒唐無稽な逸話である見方が正解だろう

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