WBCの東京プールが終わった日本、11日に先発した”佐々木朗希”が試合中、デッドボールを当ててしまった、チェコ代表のエスカラ選手にお詫びの菓子折りならぬ、両手にいっぱいのロッテのお菓子を自腹で買ってホテルまで届けたそうです。
162キロの剛速球を膝にぶつけた
チェコ代表の選手にとって160キロの剛速球は
未知との遭遇だったに違いないだろう
そんな球が膝にぶつかったのだから
当てられたエスカラ選手はたまったものではないだろう
すぐに佐々木朗希選手は帽子をとり
謝罪の意思を表した
すると、一塁まで足を引き釣りながら歩いていたエスカラ選手は
大丈夫だ!とばかりにファウルゾーンでダッシュをしてみせた
その時、球場の観客からの温かい拍手は
エスカラ選手と、当ててしまった佐々木朗希選手の
フェアプレー精神が形になったものだったろう
一塁手の山川選手もエスカラ選手を気遣い謝罪しているようだった
そんなところがスポーツマンとしての美しいところのような気がします
エスカラ選手は次の日の韓国戦も出場してプレーをして
「膝がまだ腫れていて痛い」と話していた
第1ラウンドを終えて
死球から2日たった13日の早朝
侍ジャパンの1次ラウンドの試合をすべて終えた
佐々木選手が、チェコ代表が宿泊しているホテルに訪れた
「お詫びだと言って、両手いっぱいのお菓子の袋を持ってきてくれたんだ。みんなびっくりしたよ」
と笑顔で答えていたのはマルティン・ムジーク選手
普通はリーグ戦などでデッドボールを当てたぐらいじゃそこまですることはないが
国際試合ならではの光景だったのだろう
チェコ代表監督のパぺル・ハジム監督も
「わぉ、なんというジェントルマンという瞬間だった。日本の文化、観衆には驚かされ続けている。そして彼がスーパースターだという証だと思う。わざわざ時間を割いて来てくれて、ウィリーにサインボールのお土産までくれた。相手をリスペクトしている表れだよ」と感激していた
国際試合ならでは
今回のWBCでは国と国との戦いというのはわかってはいるが
各国での野球に対する態度が顕著に表れている
日本を敵国として見ている”中国”、”韓国”のピッチャーは
ブラッシュボール(顔そばへの投球)が目立った
別に反則でもないのでそれはいいのだが
ぶつけた後も平然としている態度や
逆に睨んでくるのはスポーツマンとしてどうかと思うなど
残念な言動を繰り返していた選手も一部いた
日本は勝ったからいいのではないか!ではなく
佐々木朗希選手のような行動は
もし負けていても相手をリスペクトしたうえで行うであろう
WBCはこれから準々決勝・準決勝・決勝と続いていく
ここからは1発勝負になっていくので
怪我無く優勝を目指して頑張ってほしい!!
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