【JRA】中央競馬 交渉決裂 ストライキ決行も 18、19日は開催 調教師と非組合人で業務 追記アリ

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JRAの厩務員、調教助手ら加入している4労組(関東労、全馬労、関西労、美駒労)が日本調教師会に現在の賃金体系廃止を求めた第2回の団体交渉(春闘)は16日、東京都内のJRA新橋分館内で行われ、両者の間で合意に至らなかった。交渉は17日に再開する予定だが、4労組は10日に日本調教師会、JRAにストライキ通告を行っており、17日の夕方頃までに合意に至らなければ、18、19日の競馬開催(中山、阪神、中京)中止の可能性がある。ストライキによる中止となれば1999年4月3日以来24年ぶりで、代替開催は行われない。

追記※結果、交渉は決裂となったが調教師と非組合人で業務をこなすということで、18日、19日の開催は予定通りおこなう事になった。

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追記:交渉決裂

残念ながらJRAの厩務員、調教助手ら加入している4労組と日本調教師会との交渉は決裂となった

2011年に経営不振で競馬会を守る為に結んだ

現在の賃金対系だった

人件費をけずり競馬界の為にみんなで少しずつ苦しみを受け入れた

そんな背景だった

しかし、インターネット投票の簡素化

コロナ禍での競馬への興味があいまって

JRAの売り上げは右肩上がり

物価も上がって来ている中

厩務員、調教助手らだけが潤っていないのだ

今回も交渉決裂でストライキ決行となったが

調教師、非組合人での業務を進めるという事なので

事実上の敗戦になってしまった

もしかしたら誰かが責任を負う形になるかもしれないが

みんなの生活が潤うような、一部の関係者だけが得するような

そんな仕事場であってほしくないものだ

交渉は来週も続くのだろうか?

賃金体系の変更を求める

今回、両者の間で焦点となっている現在の賃金体系は

2011年に両者の団体交渉で合意してスタート

当時はJRAの売り上げが年々減少していく時代背景で

人件費のコストカットを目的として変更されていた

現在はJRAの売り上げが右肩上がりでGⅠレースなどの賞金も増額されており

4労組は現行の賃金体系を廃止して

旧賃金体系に戻すことを訴えている

前回、1999年4月に中央競馬厩務員労組のストライキが行われたとき

タイムリミットは競馬前日の午後5時だった。

時代は変わったのでこの時より時間の融通はきく可能性もあるが

「開催前日の午後5時」という時間はひとつの目安になるだろう

この時点で団体交渉が決裂した場合、開催が中止される可能性があるのではないか

競馬紙も対応

【日刊競馬読者の皆様へお知らせ】

3/18(土)・19(日)の中央競馬は現時点で開催の可否が未定であるため

日刊競馬中央版のネット版

コンビニプリントの販売を見合わせております

開催が正式に決定次第、販売を開始致します

お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご了承下さい

と報している

重賞はまとめて開催されるのか?

もしストライキで今週中止になったら来週は重賞がまとめて開催されるのだろうか?

フラワーカップ

ファルコンS

阪神大賞典

スプリングS

日経賞

毎日杯

マーチS

高松宮記念

そしてドバイワールドカップなどの海外レースも

厩舎への預託料は新馬もG1馬も変わらないらしい

そこらへんをクラス別で預託料を変えていけば

厩務員、調教助手らの給料アップもできるだろうが

今日1日でそんな話し合いができるとは考えられない

ともあれあと3時間ぐらいで結果が出そうだ

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