【競馬】35歳の長寿 ナイスネイチャが天国へ旅立つ 引退馬協会

エンタメ

現役時代は1991年の京都新聞杯や鳴尾記念など重賞を4勝、91年から3年連続して有馬記念で3着に入るなど「ブロンズコレクター」の愛称で親しまれ、引退後もたくさんのファンに愛されていた 引退馬協会の【フォスターホース】でもある広報部長であるナイスネイチャ号が天国へ旅立ったことを引退馬協会が発表しました。

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引退馬協会からの発表

2023年5月30日付

当協会の広報部長であるナイスネイチャ号(セン35歳)が本日亡くなりました。

同馬は体調を崩してから、放牧地ではもちろん馬房でも一度も寝ていませんでしたが、11時半頃に渡辺牧場の放牧地で自ら横たわり、そのまま立てなくなりました。

本日は朝から心拍数も上がり腸の動きも鈍化し、体力的にはもはや限界だったため、獣医師と相談の上、鎮静剤と麻酔剤を投与し苦しまないよう配慮の上、12時40分安らかに旅立たせていただきました。

相棒のメテオシャワーと渡辺牧場のみなさんに見守られ、眠るように亡くなりました。

同馬の余生を応援していただいた皆様、献身的に同馬をケアしていただいた渡辺牧場の皆様、獣医師の先生方に心よりお礼申し上げます。

認定NPO法人 引退馬協会から引用

認定NPO法人 引退馬協会とは

認定NPO法人 引退馬協会とは

千葉県香取市に本部を置く

認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)です

1997年に前身となるイグレット軽種馬フォスターペアレントの会が設立

1998年に フォスターホースの第1号としてグラールストーン(ナイスネイチャの半弟)

が受け入れられる

引退した競走馬や繁殖馬を「フォスターホース」として受け入れ

一頭の馬をたくさんの人で支える 

「フォスターペアレント制度」という

里親制度を運営しているようです

引退馬協会の「フォスターペアレント制度」では

支援口数の多い馬が少ない馬を養う

互助システムをとっており

概ね平均で45口程度を安定口数と考えられているようです

経済動物として生産される馬

毎年約七千頭の馬が競走馬として生産されています

経済動物として生産される馬たちの多くは

それぞれの役目を終えると

処分される場合がほとんどのようです

そんな馬たちを一頭でも多く生かしたいと考え

設立されたのが

前身の「イグレット軽種馬フォスターペアレントの会」であり

現在の「認定NPO法人 引退馬協会」のようです

ウマ娘で注目される

スマートフォン向けゲームの

『ウマ娘 プリティーダービー』の影響で

ナイスネイチャにバースデードネーションの寄付が

3500万円超集まり話題となった

またその寄付により引退馬協会では初となる

日本国内での競走実績のない馬”マンダララ”の受け入れが行われた

「バースデードネーション」は

誰かのお誕生日のプレゼントの代わりに

その人が支援している団体のために

寄付をお願いするキャンペーンで

「誕生日=バースデー」と「寄付=ドネーション」という二つの単語を合わせたものです

現在のフォスターホース

  • メイショウボーラー
  • ハギノハイブリッド
  • ダノンシャーク
  • メイショウサムソン
  • クレスコグランド
  • オースミコスモ
  • バトルプラン
  • ディープスカイ
  • タイキポーラ
  • ルックトゥワイス
  • タイキフォーチュン
  • メイショウドトウ
  • ナイスネイチャ・・・死亡が発表

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