フェブラリーSに出走を予定していたギルデッドミラーの右前脚第1指骨の剥離骨折が判明。全治3カ月以上の診断で、電撃引退と発表があった
骨折で電撃引退
昨年の武蔵野Sを制し
来週のフェブラリーSに向けて調整されていた
ギルデッドミラー(牝6、栗東・松永幹)が右前脚の故障により引退することが分かった
8日、同馬を所有するシルクホースクラブ(馬主名義はシルクレーシング)が発表した
アーリントンC2着、NHKマイルC3着など芝重賞で活躍していた
同馬がダートへ活路を見出したのが昨年8月のNST賞(1着)
そこから本格的に砂路線へ舵を切ると
11月の武蔵野Sでは鮮やかな末脚を披露し重賞初勝利
先日の根岸Sでもレモンポップの2着と好走し
鞍上の三浦騎手ともども悲願のGI初勝利が期待されていた矢先のアクシデントとなった
なお今後は繁殖牝馬となる予定だという
ギルデッドミラー
▽【ギルデッドミラー】
父オルフェーヴル
母タイタンクイーン
母父Tiznow
通算22戦4勝
《重賞勝鞍》
2022年 武蔵野S(GIII)
競走馬の剥離骨折
剥離骨折は、骨頭が裂けたり引っ張られたりすることを指し
通常は激しい外力によって引き起こされます
競走馬にとっての剥離骨折は
巨体な体を支える足の筋力も衰え、治療も長引くので
復帰しても活躍ができない可能性もあるので
予後不要にされることも多い
今回、ギルテッドミラーは全治3カ月以上と診断され
現役復帰はせずに繁殖牝馬となる予定だという
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