とうとう今夜いや明日早朝、日本代表はスペインと戦います。スペイン代表は無敵艦隊と呼ばれるほどの攻撃力に特化したチームになることが多いですが、今回のスペイン代表も攻撃に特化したチームと言えます。
【無敵艦隊はどんなチーム】
バランスの取れた編成が主流となっている昨今の代表トレンドにおいて
“異端”とも言えるスタイルでカタールに乗り込んできた
チームを率いるのはかつてバルセロナを指揮したルース・エンリケ監督
所属クラブでは存在感を発揮している
ダビド・デ・ヘア、セルヒオ・ラモス、チアゴ・アルカンタラらを選出せず
自らの推し進めるダイナミックなサッカーに適した選手を集めてきた
その中心を担うのはやはりバルセロナの選手たち
2010年の南アフリカ大会制覇に導いたMFセルヒオ・ブスケツは34歳のいまも健在
20歳のFWアンス・ファティ、19歳のMFペドリ、18歳のMFガビと
2000年代生まれの若手も次々と抜擢
また純粋なストライカーがFWアルバロ・モラタしかいないのも特色で
ギリギリまで当落線上にあったFWボルハ・イグレシアスも落選しており
ファティの最前線起用やFWマルコ・アセンシオの0トップがオプションとなる
欧州予選8試合で15得点にとどまった得点力はやや課題とされていたが
対コスタリカ戦では大量7得点
対ドイツ戦ではボール占有率60%以上と絶好調な状態である
【穴はあるのか?】
基本的に穴はない!!
日本代表の勝つカギはスペイン以上のスピード攻撃と戦術的交代で
無敵艦隊に向かっていくしかない
コスタリカ戦では上田綺世が力量不足を露呈させ
交替で出場した浅野拓磨も
遅攻を強いられた試合展開に適合できなかった
日本は中盤をバルサの3人組に制せられ
サイドでも後手を踏む可能性が高い
となると浅野、前田大然、伊東純也など、スピード系FWに期待が高まる
スペインリーグをよく知る”久保建英”、”柴崎岳”の活躍と
場面を一変するプレーに期待したい
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