サッカーワールドカップが始まり、各国の選手たちが自国の為、そして自分を売り込むためにしのぎを削っています。毎回、ワールドカップでは個性的な髪型を見かけます。髪の色を変える選手もたくさんいます。金髪・銀髪・赤髪・ピンク・スキンヘッドetc・・・
世界が注目するワールドカップなだけに、人気選手がしている髪型は世界的に流行したり、ときには目を疑うような髪型にした人気選手もいました。
【ソフトモヒカン】
2002年に日韓共催で行われた
FIFAワールドカップでイングランド代表のデビッド・ベッカムが
当時この髪型をしており
日本国内におけるサッカーフィーバーやベッカムフィーバーとあいまって
この髪型が爆発的な人気となった
正面から見て頭部の中心となるラインの髪が
他の部位に比べて長い髪型
必ずしもサイドを剃ったり
段差をつけて短く刈り込む必要はない
日本では、「ソフモヒ」と略されることが多い
日本人の頭の形をより立体的に見せるので
日本人男性の髪型スポーツ刈りの一種として定着した
【大五郎カット】
2002年の日韓ワールドカップで
当時サッカーブラジル代表のエースだったロナウドが
大五郎カットにしたことで話題を呼び有名になりました
その時初めて「大五郎カット」という言葉を耳にした人も
多いかもしれませんね
「大五郎カット」という言葉の由来は
江戸時代の幼い男の子や女の子の髪型のことで
頭髪の一部を残して丸坊主頭にすることでした
その髪型は似ている植物の名前が由来して
芥子坊主と呼ばれていました
ロナウドは1990年代後半から
幾度となく怪我に悩まされていたようです
そのためメディアにはサッカーの事ではなく
怪我について問われることが多かったようですが
この髪型にしてからは怪我の事ではなく
髪型について聞かれるようになったと言います
プロサッカー選手に特有のナイーブな質問をかわすための
カモフラージュが由来だったようです
マネをしていた人たちもそんなことが
理由だったなんて思ってもいなかったでしょうね
ロナウドはのちに
「身の毛がよだつよ。子供たちが同じ髪型にすることになったすべての母親に謝罪する」
と伝えている
【ドレッドヘア】
ロシアW杯の時のセネガルのアリウ・シセ監督は
独特なドレッドヘアーに世界が釘付けとなった
ドレッドは
本来は長期間ブラシ、櫛、剃刀、はさみを使用する事無く
頭髪を自然に成長させるままにしておく事で形成される
人工的に作る場合は頭髪を櫛で逆立てて絡ませたり
パーマをして三つ編みを絡めてゆくなど
複数の手法が存在する
ドレッドロックスは簡単に髪を洗えないが
専門の理髪師によって洗髪は可能である
今回のワールドカップではどんな髪型の選手が出てくるのか
楽しみにしましょう
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