人気アニメ「コードギアス」シリーズでキャラクターデザインを担当した、アニメーターの木村貴宏さんが原発性全身性アミロイドーシスで5日に亡くなった。58歳だった。9日に「コードギアス」公式サイトが発表した。
公式サイトにて
「コードギアス」公式ツイッターでは
「『コードギアス』シリーズでキャラクターデザインを務められたアニメーターの木村貴宏さんが難病であるアミロイドーシス闘病の末、2023年3月5日に永眠されました。尚、ご遺族のご希望により、この場にて病名の公表をさせていただく運びとなりました」と報告
続けて
「木村さんはアニメーションやイラストでたくさんのキャラクターを生み出していただき、心揺さぶる素晴らしいアニメーション映像を描き出してくださいました。感謝の言葉しかございません。コードギアススタッフ 関係者一同 心よりご冥福をお祈り申し上げます」と偲んだ
『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズの
主人公・ルルーシュ・ランペルージ役を務める声優の福山潤は
木村さんの訃報が伝えられた後、自身のツイッターを更新
何を指しているかは明記しなかったが
「ショックとかそいうレベルではないよ。表現のしようがない」とつづっている
木村さんの妻でイラストレーターのRICCA氏もツイッターで
「3月5日、夏より闘病を続けておりました夫、木村貴宏が原発性全身性アミロイドーシスにより永眠いたしました」と夫の死を公表した。
難病 原発性全身性アミロイドーシスとは?
原発性全身性アミロイドーシス(ALアミロイドーシス)は
タンパク質が異常に折りたたまれ
体内の組織や器官にアミロイド繊維と呼ばれる異常なタンパク質の塊を形成する病気で
このアミロイド繊維が、正常な細胞や組織の機能を妨げることがあります
ALアミロイドーシスの症状には、
”疲労感”、”体重減少”、”腎臓機能障害”、”心臓の機能障害”、”腹痛”などが含まれ
これらの症状は、アミロイド繊維が身体の組織や器官を傷つけるために起こります
まだ完全に治療できる病気ではなく
治療によっても進行を遅らせることができない場合がありようです
木村貴宏氏の手がけた作品
アニメーター・木村貴宏さんのデビュー作は
ノークレジットではあったが「蒼き流星SPTレイズナー」の
第37話「エイジ対ル・カイン」で動画デビュー
原画デビューは「レモンエンジェル」であった
その後、様々な作品に参加している
- 赤い光弾ジリオン
- 超音戦士ボーグマン
- 鎧伝サムライトルーパー
- 魔動王グランゾート
- NG騎士ラムネ&40
- 新世紀GPXサイバーフォーミュラ
- 機動戦士Vガンダム
- 機動武闘伝Gガンダム
- 勇者王ガオガイガー
- コードギアス 反逆のルルーシュ
※筆者の好みで抜粋
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