リュー北条に渡した、新たに書いた10首の短歌は批判され罵倒されました。秋月さんがリュー北条に食って掛かりましたが、貴司くんの書きたい短歌、詠んでほしい短歌は誰のためなのか?ドンドン追い詰められる貴司くんなのでした。
貴司くんの短歌は誰のため?
貴司くんの短歌は淡く、美しいのが貴司くんの短歌でしょう
リュー北条は歌集が売れるために人の目を引く短歌を
秋月さんは自分と同じ匂いのする美しい短歌を
では貴司くんはどんな短歌を書きたいのか?
なぜ歌集をだしたいのか?
それはきっと舞ちゃんのために出したい歌集ではないでしょうか?
小さい頃から舞ちゃんを見守り、思いを伝えれず
舞ちゃんが柏木学生を連れて来た時も
気持ちをぐっと抑えて受け入れていました
リュー北条がまず貴司くんに要求してきた短歌は
「恋愛」ものでした
貴司くんの恋愛なんて一度も描かれたことはありませんでしたが
舞ちゃんに対する思いを短歌にすることはできるでしょうか?
舞ちゃん 貴司くんへの気持ち認める
舞ちゃんはIWAKURAに取材しに来た”御園純”さんの取材を受けていました
今の自分がなぜ工場で働くようになったのかを
取材されたようです
山田さんも聞かれたようですが
舞ちゃんも恋愛話を尋ねられました
舞ちゃんは彼氏も好きな人もいないと言いましたが
御園さんの記者の勘がウソを見抜き
2人は喫茶「ノーサイド」で恋バナで親睦を深めていました
御園さんには好きな人はいるけど今のままでいいと話しますが
(もう恋愛はしない、身軽だから・・・)と言っている御園さんに後悔しないか?の
問いかけに言葉が詰まってしまう舞ちゃんでした
いつも一緒にいることが普通だった貴司くん
その貴司くんの”存在”が
徐々に大きくなっていっていることに舞ちゃんは気づき始めたようです
貴司くん話せるのは向かい合った窓
デラシネでは残念ながら貴司くんとゆっくり話ができる
時間と場所が舞ちゃんにはなくなってしまいました
しかし、舞ちゃんと貴司くんには
一番いい場所があります
「向かい合った窓」です
小さい時から2人だけの特別な空間
ここで2人の気持ちをお互い確かめ合って
そして前に進んでほしいと願っています

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