「#舞いあがれ」会社を愛するが故に 技術力を生かし 自社製品を作る 

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オープンファクトリーは大成功だったが、体力がない会社はそれにすら参加できない、金網製作をしている”小堺”さんは、オープンファクトリーで盛り上がっている社長さんに向かって、酔った勢いも手伝って”罵声”を浴びせて店を出るのでした。

 

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金網は金網以外に使えない?

金網製作の会社をしている”小堺”さんは

下請けの仕事をする会社で

年々、金網の受注が減り会社の存続が出来なくなってきたようです

”小堺”さんの会社は技術力があって

どんな小さな網目でも製作できるといますが

自社製品を作ったこともなければ

どうしていいのか解からないし

そんな体力もないと匙を投げてしまっています

舞ちゃんは【風鈴】や【家具】などの転用はできないかと

思案して”小堺”さんに提案しますが

”小堺”さんは会社を畳むことにすると舞ちゃんに告げます

技術をつかって自社製品を作った会社 その1

会社の技術力があるのに

その技術力を生かせていない会社はたくさんあるでしょう

そこで会社の高い技術をつかって自社製品を作り成功している会社を紹介したいと思います

1つ目は「北海道根室市 ”吉沢木材株式会社”です

”吉沢木材株式会社”は魚の木箱などなどで作られる

木の加工などをしている会社です

漁業情勢の悪化のあおりで魚箱の需要が減少する中

何かにこの技術を生かせないか?

何か作れないか?ということで

新規事業開拓に挑戦したのが”魚箱そっくりのティッシュケース”

 

根室市内の水揚げ量は、最盛期には20万トン以上ありましたが

現在は6万トン弱まで落ち込んでいます

漁獲量減少に伴い魚箱の引き合いも少なくなり

市内にかつて15社ほどあった木材会社が

現在は、3分の1ほどになり

魚箱の製造も最盛期の10分の1程度に落ち込んでいるのだそうです

地元の北海道新聞には,

75歳の吉沢克弘社長のコメント

「100個も売れれば十分だと思っていた。想像以上で大きな可能性を感じる」が紹介されました

北海道新聞に掲載されると、そのニュースがYahooニュースで配信されたり

名物アナウンサー木村洋二氏がパーソナリティを務める

STVのラジオ番組でも紹介されたりするなど、人気は止まりません

技術をつかって自社製品を作った会社 その2

京浜東北線川口駅からバスで約20分

住宅と工場が混在する地域に小さな町工場があります

どこにでもあるような板金工場、そこが世界中の目利きから注目される

「AERO CONCEPT」の製品が生み出される場所です

職人 菅野 敬一が代表をしている

ジュラルミンを使ったトランクやアタッシュケースを作っている世界から注目されている工場です

元々は、東京の麻布で祖父の時代から続く板金工場で

祖父から引き継いだあと会社を倒産させてしまったのですが

飛行機のジュラルミン部品などを下請けで作っていました

バブル景気がはじけて、取引先から仕事が入らなくなり、会社を潰してしまったのです

そんな時、自分用に製作し使っていたジュラルミンケースを

お客さんから作ってくれないかという依頼があって

自分がカッコ良いと思って

好きなように作ったものでも売れるんだということに気づいたという

デザインの勉強もしたことがない

営業やプロモーションもやったことがない自分が好きで作っているものを

人づてに商品が知られるようになり

曲がりなりにも「AERO CONCEPT」というブランドで

昔から一緒にやってきた職人と共にやっていけるようになったようだ

 

「AERO CONCEPT」ブランド製品は

ハリウッドスターの”ジョージ・クルーニー”、”ロバート・デニーロ”などが愛用する他

トム・クルーズ主演の映画「ザ・マミー」の中でも使われています

困った人がいるとほっとけない舞ちゃん

”小堺”さんの工場を畳むという言葉を聞いて

舞ちゃんは何とかしたいと思うはずです

もしかしたら予告で貴司くんのお母さんが叫んでいた

「舞ちゃん、起業すんの!!」はここに掛かってくる言葉なのかもしれませんね

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