舞ちゃんがセミナーの帰りに、貴司くんの所によって、今晩「そうめん」と「夏野菜の天ぷら」にしようと思っているけど、どうしようか?と相談しにきました。舞ちゃんの持っている袋を覗いた、貴司くんは「刻んで麺つゆにつけて、そうめんにのせればいい」と山形でみた料理だと伝えていました。どうやらその料理は”だし”という山形県の郷土料理のようです。
「だし」と呼ばれる山形の郷土料理
貴司くんの言っていた料理とは
山形の郷土料理の「だし」というものです
暑さで食欲がなくなる時期に
”きゅうりやなすなど水分を多く含む夏野菜と、青じそやみょうがなどの香味野菜を刻んで和え、味付けしたのが「だし」”です
昔から農繁期のスピード料理としても親しまれてきた料理です
「だし」という名前の由来は
出汁のようにほかの食材を引き立てる事から「だし」となった説や
包丁で野菜を細かく切り“出す”ことから「だし」となった説
また野菜を刻んで味付けしただけで手早く食卓に“出す”ことから
「だし」となったなど諸説ある
「だし」のレシピは“100軒の家があれば100種類の味”があるといわれていて
非常に多彩なのが面白いところ
基本の具材はなす、きゅうりだが、そこに青じそやみょうが
ねぎを入れたり、玉ねぎを加える家庭もある
また山芋やオクラ、納豆昆布(刻み昆布)などを混ぜてねばりを出すことも
調味料は醤油が基本だが、めんつゆや出汁入り醤油を使ったりもする
袋に入っている夏野菜はなんだ?
舞ちゃんが持っていたレジ袋の中に入っていた野菜は
「ナス、大葉、オクラ、キュウリ、ミョウガ」が入っていたそうです
朝ドラ「舞い上がれ」の公式Twitterで
そのことが書いてありました
郷土料理「だし」は何にでも合う
「だし」は万能調味料のように何にでも合う料理です
たとえば舞ちゃんに言っていた”そうめん”と”だし”
定番の”ごはん”と”だし”
”冷奴”と”だし”
”厚揚げ”と”だし”

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