「大正琴」は初心者でも簡単に演奏できる楽器 大正琴サークルは楽しいですよ

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私達が運営する「北海道大正琴普及会」は今年で30周年を迎えます。ここで大正琴という楽器や私達の教室での話を少し話したいと思います。

このコロナ過で大正琴教室が見直されつつあります。大正琴は生涯学習の一環として、一時期たいへんに人気がありましたが、スポーツや体操などの教室展開に正直押されてもいましたが、コロナ過になりスポーツ教室、体操教室など縮小するなか、大正琴教室は会館の閉鎖などでの練習ができなかったりもしましたが、声を出したりする楽器ではないため、見直され始めています。

 

私達、「北海道大正琴普及会」は楽しく、和気あいあいと練習・演奏していこうと講師陣、教室の仲間たちが頑張って盛り上げてくれています。

今年4月22日(土)13:00開演、北海道江別市の”えぽあホール”

【30周年記念発表会】が開催されます。北海道各地から仲間が集まり日頃の練習の成果を発表してくれます。入場料は無料ですのでぜひ聴きに来てください。

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第1章:大正琴の歴史

大正琴は、日本の伝統楽器であり、大正時代に生まれた楽器です。大正琴は、西洋音楽と日本音楽の融合として、日本の音楽文化を発展させる上で重要な役割を果たしました。

 

  • 1.1 大正琴の誕生

大正琴は、1920年代に日本で誕生しました。その起源は、アメリカのキャンプファイヤーガールズという団体で使用されていた楽器であるチャックボックスです。チャックボックスは、木製の箱に弦を張り、撥を使って音を出す楽器で、簡単な構造であるため、手軽に演奏することができます。

日本では、教育普及のためにキャンプファイヤーガールズの活動が紹介され、その中でチャックボックスが紹介されたことがきっかけで、大正琴が誕生しました。当時、チャックボックスをヒントに、日本の楽器職人たちが独自に改良を加え、大正琴が生み出されました。

  • 1.2 大正琴の普及

大正琴は、当初は教育現場で使用されることが多かったため、普及が進まなかったとされています。しかし、1930年代になると、大正琴は一般家庭に普及し、一大ブームとなりました。大正琴は、木製の箱に弦を張り、ピックを使って音を出す楽器で、簡単な構造であるため、手軽に演奏することができます。

また、大正琴は、当時のラジオ番組で流される音楽にも取り入れられ、広く一般に知られるようになりました。このように、大正琴は、一般家庭で手軽に楽しめる楽器として、日本の音楽文化を発展させる上で重要な役割を果たしました。

第2章:大正琴の特徴

大正琴は、日本の伝統楽器でありながら、西洋音楽の影響を強く受けた楽器です。そのため、大正琴には、独特の音色や特徴があります。

  • 2.1 独特の音色

大正琴は、木製の箱に弦を張り、ピックを使って音を出す楽器であるため、他の楽器とは異なる独特の音色を持ちます。また、弦を弾く際に指ではなくピックを使うため、音の攻撃性が強く、独特のリズム感が生まれます。

  • 2.2 演奏のしやすさ

大正琴は、構造が簡単であるため、初心者でも簡単に演奏することができます。また、楽譜も簡単なものが多く、初心者でも取り組みやすい楽器です。

  • 2.3 和風と洋風の融合

大正琴は、西洋音楽と日本音楽の融合として生まれた楽器であるため、和風と洋風の融合が特徴的です。大正琴は、和楽器の琴や箏にも通じる和音や旋律が多く、日本の音楽になじみやすい一方、西洋の音楽理論に基づく調弦や和音進行も取り入れられており、西洋音楽との融合がうまく行われています。

第3章:大正琴の演奏方法

大正琴の演奏方法は、他の楽器とは異なる特徴があります。ここでは、大正琴の基本的な演奏方法について解説します。

  • 3.1 指の使い方

大正琴は、撥を使って演奏する楽器であるため、指を使って音を出す楽器とは異なります。撥は、親指と人差し指で持ち、弦を弾く際には、撥を弦に当て、弾くようにすることで音を出します。

  • 3.2 弾き方

大正琴は、指の力で弦を押さえる楽器ではないため、弾き方によって音色やリズム感が大きく変わります。大正琴を演奏する際には、弦を弾く強さやタイミングに注意しながら演奏することが大切です。

  • 3.3 練習方法

大正琴を練習する際には、まず基本的な弾き方や音の出し方を身につけることが大切です。また、練習曲や曲集を用いて、徐々にレベルアップしていくことも重要です。

第4章:大正琴の演奏方法と練習

  • 4.1 大正琴の演奏方法

大正琴は、左手で弦を押さえ、右手でピックを使って弾くことで音を出します。弦の数は13本から21本程度で、音域も広く、多彩な演奏が可能です。大正琴は簡単な演奏方法であるため、初心者でも比較的すぐに演奏することができます。

  • 4.2 練習方法

大正琴の演奏に必要な技術は、音程やリズムを正確に取ること、左手での押さえ方、右手でのピックの使い方、強弱の付け方などがあります。これらを練習することで、より美しい音を出すことができるようになります。

また、大正琴はアンサンブル(合奏)にも向いています。アンサンブルを行う場合は、他の楽器とのバランスやリズム感を考慮して演奏する必要があります。大正琴の教室では、アンサンブルに挑戦する機会も多く設けられています。

練習の際には、自分自身で練習するだけでなく、教室での指導や仲間との交流も大切です。指導によって正しい技術を身につけることができ、仲間との交流によって楽しみながら練習することができます。また、発表会やコンサートなどのイベントに参加することで、練習の成果を披露することができ、自己成長を感じることができます。

  • 4.3 大正琴の曲目

大正琴は、和楽器でありながら、西洋音楽の影響を受けた曲目もあります。代表的な曲目としては、「ふるさと」「さくらさくら」「荒城の月」「上を向いて歩こう」などがあります。また、クラシック音楽やポップスなども演奏することができます。

大正琴の曲目は、演奏家によっても異なり、個性的な演奏が楽しめます。また、伝統的な曲目から現代的な曲目まで、幅広いジャンルの曲目が存在するため、自分の好みに合わせて演奏することができます。

近年では、大正琴を使ったアレンジ曲やオリジナル曲が増えてきており、新しい音楽の可能性を模索する人も増えています。例えば、大正琴とギターのアンサンブル、「河村光庸と大友良英によるアコースティック・エッジ」や、「五嶋みどりとダブルストリングス」なども注目されています。

  • 4.4 大正琴の楽譜と指導書

大正琴の楽譜は、伝統的なものから現代的なものまで、多種多様なものがあります。楽譜には、音符やコード、指の動きなどが記載されており、初心者でも比較的簡単に演奏することができます。

また、大正琴の指導書も豊富に出版されています。初心者から上級者まで、レベルに合わせた指導書が存在するため、自分のレベルに合ったものを選んで練習することができます。

  • 4.5 大正琴の魅力

大正琴には、その音色や演奏方法、曲目など多くの魅力があります。以下に、大正琴の魅力をいくつか挙げてみます。

・簡単な演奏方法で初心者でもすぐに演奏ができる。

・幅広いジャンルの曲目があるため、自分の好みに合わせて演奏できる。

・アンサンブルに向いており、他の楽器との共演も楽しめる。

・指導書や楽譜が豊富にあるため、自己流で練習することなく、正しい技術を身につけることができる。

・日本の伝統文化を継承する楽器であるため、文化的な価値が高い。

  • 4.6 大正琴の教室の特徴

大正琴の教室には、さまざまな特徴があります。

大正琴のレッスンは、個人レッスンやグループレッスンなど、さまざまな形式があります。個人レッスンは、生徒一人ひとりに合わせた指導が受けられるため、初心者には特におすすめです。また、グループレッスンでは、他の生徒と一緒に演奏することができるため、交流を深めることもできます。

大正琴の教室によって、料金や受講期間が異なります。初心者向けのコースや、大人向けのコースなど、受講したい人に合わせたプランが用意されている場合が多いです。また、教室によっては、体験レッスンが無料で受けられる場合があります。料金や受講期間は、教室選びの際に比較することが大切です。また、大正琴のレッスンは、一人で練習するのと比べ、他の人と一緒に学ぶことで、モチベーションを高めることができます。

第5章:大正琴の楽しみ方

大正琴は、初心者でも簡単に演奏できる楽器であり、楽曲のジャンルも多様なため、様々な楽しみ方があります。

  • 5.1 自分で弾く楽しみ

大正琴は、自分で演奏することで楽しむことができます。自分で好きな曲を演奏することで、その曲に思い入れを持つことができ、演奏するたびに自分自身が成長していくことが感じられます。

  • 5.2 グループで演奏する楽しみ

大正琴は、グループで演奏することができる楽器でもあります。同じ楽器を演奏する人たちと一緒に演奏することで、新しい音楽の発見や、他の人との交流が楽しめます。

  • 5.3 聴く楽しみ

大正琴は、演奏するだけでなく、聴くことで楽しむこともできます。大正琴の音色は、他の楽器とは異なる独特な響きがあり、心に染み入るような感覚を与えてくれます。また、大正琴を演奏する人たちが、自分たちの思いや想いを込めた演奏をすることも多く、それを聴くことで感動することもあります。

  • 5.4 教室での楽しみ

大正琴の教室では、講師や仲間との交流を通じて、楽しみを共有することができます。また、教室での発表会やコンサートなどのイベントに参加することで、自分たちの演奏を披露することができ、達成感や充実感を感じることができます。

第6章:まとめ

大正琴は、独特な音色と簡単な演奏方法が魅力の楽器です。初心者でも簡単に演奏することができ、様々な楽曲に挑戦することができます。また、大正琴の教室に通うことで、他の人との交流や自己成長を図ることができます。さらに、演奏会やコンクールなどのイベントに参加することで、自分たちの演奏を披露する機会もあります。

大正琴は、日本の音楽文化の一つであり、今もなお多くの人たちに愛されています。初めての楽器としても、趣味としても、または新しい音楽の世界を開拓する手段としても、大正琴を楽しむことは、多くの人にとって充実した日々を過ごすことができるでしょう。

私達、「北海道大正琴普及会」は楽しく、和気あいあいと練習・演奏していこうと講師陣、教室の仲間たちが頑張って盛り上げてくれています。

今年4月22日(土)13:00開演、北海道江別市の”えぽあホール”

【30周年記念発表会】が開催されます。北海道各地から仲間が集まり日頃の練習の成果を発表してくれます。入場料は無料ですのでぜひ聴きに来てください。

大正琴 | 音楽工房ToToとまと

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