とうとう万太郎が東京に行って、植物学者への道を進むことになりました。東京大学の植物学教室の教授”田邊彰久”は万太郎に土佐には恩義があるといっていました。さてさて、その恩義がある人はだれなんでしょうか?
土佐の恩義がある人物① 坂本龍馬
坂本龍馬は開国日本の先陣を切っていた人です
この時代に外国と対等に
向き合おうとしていた人は
たとえ東京大学の中でも
少なかったことでしょう
田邊教授にそんな外国との
対等に対峙できるように説いた人が
坂本龍馬だったかもしれません
土佐の恩義がある人物② ジョン万次郎
この時代に外国語を話せた人は
そんなに多くはなかったはずです
ジョン万次郎は不幸にも乗船した船が
突然の強風に船ごと吹き流され
航行不能となって難破してしまいます
無人島に漂着したジョン万次郎は
143日の無人島生活を経て
幸いにも外国船に助けられました
その頃の日本は鎖国していたため
この時点で故郷へ生還する術はなく
帰国の途に就いた捕鯨船に
同乗したままアメリカへ向かわざるを得なかった
そんな外国の生活・文化を経験した
ジョン万次郎と田邊教授に
繋がりがあってもおかしくありません
土佐の恩義がある人物③ 池田蘭光
池田蘭光先生は
万太郎が通っていた
「名教館」の学頭でした
万太郎が通っていた時から
少し時代を先取りしている考えを持ち
万次郎とは「変わり者」同士で
どこか通じるところがありました
もしかしたら田邊教授との関係があり
池田先生の思想などを
受け継いでいたかもしれません
土佐の恩義がある人物④ 槙野タキ
万次郎の祖母・槙野タキは
酒蔵「峰屋」の現当主で
土佐のあらゆるところに顔が効きます
万太郎が捕まった時にも
タキは自ら足を運び
万次郎の身元を引受けました
もしかしたら田邊教授も
万太郎の祖母・槙野タキに
何かを助けてもらっているかもしれません
さてさて、万太郎と田邊教授の運命的な出会いは
これからどのような展開をみせてくれるのでしょうか?
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