「どうする家康」阿月が走った距離は?走りの秘密は”ナンバ走り”

エンタメ

『どうする家康』は、2023年1月8日から放送されているNHK大河ドラマ第62作でNHKテレビ放送開始70周年及び大河ドラマ放送60周年記念作品。室町時代後期から江戸時代を舞台に徳川家康の生涯を描く

阿月の走りに泣かされた話となった「金ヶ崎でどうする」でしたが、お市の方は兄・信長に夫・浅井長政の謀反を伝えるべく、間者に”小豆の入った袋(その中に伝言を書いてあった)”を持たせましたが、長政の家来衆に捕まり、事はうまく行きませんでした。夫・長政を好いていても、兄・信長、そして思い人であった家康に無事であって貰いたい、そんなムズカシイ立場を理解して、”阿月”が信長のいる金ヶ崎まで走って伝えると言い出します。「貰い乳」をするといい小谷城をでた”阿月”ですが浅井の兵に見つかり湖に落とされてしまいます。

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阿月が走った距離は?

阿月が信長たちに伝えるために走った距離はどのくらいだったのでしょうか?

現在の地図で調べると

なんと高速道路がつながっているんですね

小谷城IC~敦賀ICまでの道のりは[36.3km]でした

ほぼ直線で高速道路は繋がっているので

これくらいで間違いないでしょう

阿月が小谷城を出たのは

暗くなる前でしたが「貰い乳」をしてもらいに行く

という理由ででたので着物はお市の方に頂いた着物

草履は一応、遠出を考えての旅草履でしたが

それを兵に疑われて追われてしまいました

ちなみに現在では高速道路を使うと車で38分程度で到着しますし

料金は790円だそうです

タクシーで向かうと料金は12640円程度かかるようです

阿月が落とされたのは琵琶湖じゃなくて余呉湖

阿月が浅井の兵に襲われて湖に落とされてしまいました

小谷城の近くには日本最大の湖【琵琶湖】がありますが

琵琶湖のほうまで行くとかなりの距離ロスになる感じだったので

調べてみるともう1つ湖がありました

「余呉湖」です

余呉湖は、滋賀県長浜市にある湖で

「大江」(琵琶湖)に対して「伊香小江(いかごのおえ)」と称されたほか

湖面が穏やかなことから「鏡湖」とも呼ばれる湖です

余呉湖にはイワトコナマズ(余呉湖・琵琶湖にのみ生息)や

ワカサギ、フナ、コイ、ウナギ、ナマズなどの魚類が生息する

冬季はワカサギ釣りが行われるほか、多くの水鳥も飛来するようです

1583年4月に羽柴秀吉と柴田勝家が争った

賤ヶ岳の戦いは余呉湖周辺が戦場となったそうです

ここならは阿月が走った道のりとしても自然なので

落とされたのは「余呉湖」だった思って間違いないと思います

走り方の秘密は”ナンバ走り”

阿月の走り方をみて少し不自然を感じた人もいたかもしれません

阿月の走り方は”ナンバ走り”という

日本古来の走り方で腕と足を上下同方向に動かす走法でした

江戸時代、何十キロ、何百キロも走る飛脚たちがこの走法だったといわれています

身体に負担が少なく、体幹にねじれがうまれないため

スタミナのロスが大きく減る“省エネ走法”とされています

阿月がなぜこの走り方を知っていたのかはわかりませんが

幼少期から男顔負けの脚力を持っていた阿月なので

自然とそんな走り方をしたのかもしれません

命を懸けてお市の方の大事な人を助ける為に

阿月は軽装で30km以上の道のりを半日以上かけて走りました

そのおかげで信長たちは浅井軍と朝倉軍に挟み撃ちになる前に

撤退の準備が出来ました

家康だけが信長に進言した「撤退」は

なかなか受け入れ得られませんでしたが

命を懸けて阿月が伝えた「撤退」は

信長も認めざるしかなかったのでしょうね

でもこの出来事はフィクションなので

学生は信じないようにしてくださいね

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