幼稚園・保育園・こども園で、「トライアングル」を上手に使えてますか?

楽器の使い方

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北海道は急に気温が下がってきました。

朝晩はストーブをつけようか考えるくらいです。

同じ日本でもどうしてこうも温度が変わるんですかね?

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「トライアングル」

      3大キラキラ楽器の1つです。

 幼児音楽の中で「トライアングル「ウインドチャイム」「鉄琴」は3大キラキラ楽器といっていいでしょう。

 器楽演奏や、発表会の合奏で、このキラキラした音はとても目立ちますし、色々な音がある中で

とても良いアクセントになります。その中でも「トライアングル」は保育士さん達が

何の疑いもなく、園児たちに渡してしまう楽器なのですが、この「トライアングル」

園児たちが使うにはとても「難題の多い楽器」なのです。

難題1、楽器が重い。

 「トライアングル」はみんな知っての通り、金属でできています。

金属ということは園児には重たい楽器なのです。なのに重たいと知っていながら、

保育士さん達は園児たちに、特に3歳児あたりの発表会で持たせたりします。

これは発表会に向けての練習で色々悪循環に陥ります。

  楽器が重たい → 

   キチンと構えれない → 

    音が出せない → 

     楽しくない → 

      やりたくない!ってなりますよ。

難題2、楽器が回る

 そして、この楽器の最大の問題が「楽器がクルクル回る」という事です。

普通「トライアングル」は輪になったテグス(紐)に通して指で持ちます。 

 出来るだけテグスを短くしたほうがいいです。園児は叩く力が一定ではないですし、

叩く角度も一定ではありません。そのためにクルクル回る現象がおきます。

しかし、重たかろうが、回ろうがどうしても手に持たせたいんです。という保育士さん。

わかりますよっ!あのキラキラした音が欲しいんですよね。ならばテグス(紐)

変えましょう。まちがっても書類などを綴じる、「綴じ紐」なんて使ったらいけませんよ。

使うとしたら、「結束バンド」を使いましょう。「結束バンド」はプラスチックで

出来ているので、「トライアングル」の響きを、「綴じ紐」や「スズランテープ」よりも

止めてしまう事が少ないので適してはいます。少し細めの「結束バンド」で輪を作り

(余ったところは切ってください)「トライアングル」を通して、指やスタンドに引っかけて使います。

あくまで回らない為の「結束バンド」であって、重さの問題はあるので指に掛けるよりは

スタンドがお勧めです。

難題3、同じ音にならない

 これは「トライアングル」という楽器の特性で、同じ力、同じ場所、同じタッチ

じゃないと同じ音がでません。園児の合奏でそこまで気にして演奏することは少ないかも

しれませんが手に持っていると、大人でもなかなか難しい事です。

結果的に・・・

 わたしは「トライアングル」を手に持たせて叩かせることは、お勧めしません。

できればスタンドに付けてあげたり、持ちやすくしてあげたりいいと思います。

たとえば・・・

「手に持って」「テーブルに置いて」「スタンドに取り付けて」とあるように、どんな形態でも

演奏が可能です。これは本当にいいです!!

同じ音も出ますし、3歳児でもキチンと演奏できます。しかし、ちょっとお高いので数を揃えるのが大変・・・

 もし園に器用な用務員さんなどがいたら、針金ハンガーなどで手に持つようの

  

こんな感じに作ったりしてあげると、簡単に人数分揃えられると思います。

「トライアングル」は最近では100均でも売っていたりしますが、

やはりお高い楽器はそれだけの響きをもっています。合奏などに使うときは

100均のものよりも、しっかりした楽器(3,000円以上)を使って欲しいです(●^o^●)

 

 

今回はここまで。ではでは。よろしく哀愁

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