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先週末は木曜日から忙しかった
大正琴の合同練習x3に
ケンハモLIVEに
旭川での大正琴の合同練習
眠くて、昨晩は早めに寝た
しかし、娘がベッドから落ちた音に驚き
4時に起きてしまった(もう少し寝たかった)
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6月11日、我々北海道ケンハモ団の再始動のステージとなった【ケンハモ LIVE&LIVE】が無事に終了しました。たくさんの声援とお褒めの言葉をいただき、反省のところは多々ありますが、メンバー一同、とても楽しんで演奏することができ、たくさんの演奏家さんや音楽仲間と繋がる事ができました。そんなステージの裏側なども綴っていきたいと思います。
ケンハモ LIVE&LIVE
北海道ケンハモ団は令和元年に結成したケンハモバンドです
ケンハモ(鍵盤ハーモニカ)は幼児から使っている誰もが知っている楽器です
そんな誰もが知ってる鍵盤ハーモニカを中心に
様々な楽器、編成、楽曲で
・「みんな」と楽しい時間が共有できるよう
・「みんな」に楽しい時間が提供できるよう
・「みんな」にケンハモの素晴らしさを伝えれるよう
そんな気持ちで活動していきたいと結成しました
今回の【ケンハモ LIVE&LIVE】
北海道でおこなわれるケンハモの初めてのイベント(と言っていいはず)
お客様にも楽しんでいただこうと
楽器持参OKという
心躍るイベントとなりました
実際『わたし』はケンハモのイベント自体参加をしたことがなく
ドキドキワクワクが止まりませんでした
企画、運営をしていただいた皆様ありがとうございました
ケンハモ団!いざ!出陣!!
各自が色々な方面で活動しているケンハモ団ですが
今回の【ケンハモ LIVE&LIVE】が
結成以来、2回目のステージでした
ケンハモ団はどんなバンドですか?といわれたら
言葉で表せば「クラシックコミカルバンド」という言葉が
しっくりくるような気がします
クラシック曲も、コミカルな曲も演奏できる
演奏範囲の高いバンドだと思っています
(ただちょっとだけ機材に弱い)
主催者側からは「あまりやりすぎないようにしてください」と
軽く釘を刺されていましたので(笑)
演奏の精度を高めていこうという姿勢で練習をしていきました
でもどうしても色々とやりたくなってしまうのが
我々「北海道ケンハモ団」
今回、泣く泣く、プログラムから外した曲もありましたが
やっぱり楽しい演奏になっちゃいました
【北海道ケンハモ団 プログラム】
- 1曲目「旅芸人」
- 2曲目「道化師のギャロップ」
- 3曲目「メリーゴーラアンデス」
- 4曲目「伊吹島ワルツ」
- 5曲目「気まぐれ」
- アンコール「神様の住む島」(さわりだけ)「アメージンググレイス」
以下は当日、MCで話そうとしたことです。フロントの2人がずっと立っていたので、ゆっくり話すことができずに色々と短くしてMCをしました。
1曲目「旅芸人」
松田昌先生のオリジナル曲、キャプテン菅原麗が松田昌先生から、お借りした楽譜をつかわせて頂きました。この曲でSUZUKI楽器の「60周年記念モデル PRO-37V3」を使い限定色の3本(シャイニングレッド・シャイニンググリーン・シャイニングイエロー)勢ぞろいを見せたいということで、『わたし』もケンハモを吹きました。1和音だけですけどね(笑)このためだけに『わたし』はPRO-37V3のシャイニングイエローを持ってきました。
2曲目「道化師のギャロップ」
組曲「道化師」より第2楽章の曲です。もともとは「発明家と道化役者」という児童劇で作曲した16曲を、組曲として10曲にまとめたもので、第2楽章「ギャロップ」は運動会の曲としても有名です。今回は小学生や幼稚園児が使っている「FA-32B」と誰でも叩いたことがある「トライアングル」を使って演奏してみました。今回、使用したトライアングルはシルバーメッキされておらず幼稚園などで使用したときには「錆びてる~」と言われてしまった事があります。そんなトライアングルですが、いやらしい話ゲーム機の「switch」と同じくらいの値段がするんです。
※楽しく聴いてもらうために、前半は無声映画のように言葉を発せず、身振り手振りで進行してみようと話し合い、思っていた通りとはいいませんがお客様の反応がとてもよかったので、楽しく曲を演奏できました。
3曲目「メリーゴーラアンデス」
この曲は我々「北海道ケンハモ団」のリーダー山名瑞枝の作曲したオリジナル曲です。使用する楽器はSUZUKI楽器の唯一無二の楽器「アンデス25F」です。このアンデスは簡単に説明すると楽器の鍵盤の1つ1つにリコーダーが入っていると思って貰って構いません。楽天ショップの楽器紹介には
「今から十数年前に発売され、当時はこの楽器の良さが理解されずすぐに姿を消してしまった幻の鍵盤楽器「アンデス」。ただ今大人気のグループ「栗コーダー・カルテット」によりその「癒しサウンド」が注目され、簡易楽器ファンの熱い要望によって復活することが決まりました。 演奏方法は鍵盤ハーモニカと同じように吹き口から息を吹き込み演奏しますが、金属リードを使った音色とは違い、樹脂製パイプで発音するため音色はリコーダーやパンフルートのようなやさしい音色で、和音も出ことができます。」
「アンデス」は鍵盤ハーモニカのように息を吹き込み、鍵盤を弾いて音を出す楽器です。
アンデスには鍵盤1つ1つに笛がついていて、息を吹き込んで鍵盤を押すと「ペーポーぴぽぽー」と、とぼけた笛の音がします。ほのぼのとした世界観。
アンデスの癒やし系の憎めない音色は、楽曲に独特の世界観を生み出します。
どんな重厚な曲もアンデスにかかれば力の抜けたほのぼのとした曲になっちゃいます。
ちなみに我々が持っている「アンデス」は3台とも限定色です。わたしも2音だけ吹きます。
4曲目「伊吹島ワルツ」
日本には色々な鍵盤ハーモニカが販売され、買うことができます。次に演奏する「伊吹島ワルツ」は日本で2台しかないイタリア製の鍵盤ハーモニカ「エオリーナ」、そのエオリーナ奏者である「織野ナオ」が作曲した曲です。「織野ナオ」のおばあさんが住んでいた「伊吹島」をモチーフに作曲された曲で、もう1台の「エオリーナ」を所有することになった、ザ・行動力のキャプテン麗が、大阪まで「織野ナオ」さんに会いに行って、ご厚意で楽譜をお借りして今回のステージでの発表となりました。イタリアのアコーディオンメーカーが作った「エオリーナ」は音色に深みがあり、そして艶があります。今回は「エオリーナ」に負けないようにSUZUKI楽器の木製鍵盤ハーモニカ「W-37」の2本で演奏します。補足ですが波の音を出す楽器「オーシャンドラム」は団長の手作りです。
出会った2台の「エオリーナ」
5曲目「気まぐれ」
最後に演奏する曲は(ピエール=ガベーユ作曲)の「気まぐれ」です。この曲はトランペットの曲ですが、2本の鍵盤ハーモニカ、SUZUKI楽器の[HAMONDO 44HP] を使って演奏します。この作曲者の(ピエール=ガベーユ)ですが、謎の作曲家でウィキペディアにも載ってない、他の曲も見当たらない、あちこち調べてやっともう1曲だけ見つけました。曲名は「気晴らし」トランペット・ホルン・トロンボーン・ピアノの曲で3楽章形式になっているみたいです。いつか演奏する時がくるのか!?キャプテン麗に近しい人は戦々恐々でしょうね。最後の曲に相応しく勢いのある速弾きをお見せします。わたしはそんな速弾き出来ないので、カスタネットで参加します(笑)
アンコール「神様の住む島」(さわりだけ)
※松田昌先生の曲で、いつか「エオリーナ」で演奏したいと思っていて、吹き始めたキャプテン麗でしたが、リーダー瑞枝が曲を知らず、曲に入ることができなくて、それを察したキャプテン麗が「じゃー、次は瑞枝が吹きます」と無茶ぶりをした一連のやり取りは、お笑い芸人でもやらないような無茶ぶりでした。
「アメージンググレイス」
※無茶ぶりされた、リーダー瑞枝ですが何とか、キャプテン麗の知っていそうな曲を提案、本当に即興での合わせとなりました。まさかアンコールが来るなんて考えてもいなかったので、とても嬉しく、とても冷や汗をかきました。次回はアンコールを考えおくことを忘れないようにしようと思いました。本当に用意していなかったのが伝わったんじゃないでしょうか(笑)
これが『わたし』がMCで話したかったことなのですが
うまく進行させれなかったのは
団長としては反省でした
メンバー紹介
最後にメンバー紹介をしようと思います。
これはあくまでも『わたし』が見るメンバーの印象も入っているので
「ちがうぞー」と言葉が飛んできたら
ごめんなさい!!
【リーダー】山名瑞枝
北海道芸術専門学校電子オルガン科卒業 10期生
北海道ケンハモ団のブレイン
作曲・編曲のスピードはピカイチ
ちょっと動きが変なので「ダンサー」には指名されない
【キャプテン】菅原麗
北海道芸術専門学校ピアノ科卒業 9期生副会長
北海道ケンハモ団のエンジン
1日24時間じゃ足りません、わたしに1日48時間ください!!
『ザ・行動力』
日本で2人目の「エオリーナ奏者」(って書いても怒られないかな???)
【顧問】森晃伸
北海道芸術専門学校ピアノ科 7期生
北海道ケンハモ団のクラシックキング
バッリバリのクラシックのピアニストなのに
何でもチャレンジ&トライをする尊敬する先輩
【団長】能登みきひろ
北海道芸術専門学校ピアノ科卒業 9期生自治会長
北海道ケンハモ団のコミカル担当
他のメンバーがバリバリ鍵盤弾きなので鍵盤ハーモニカの弾く機会は少ない
弾く腕はないけれど、肩書ばかりが増えていく
小物楽器・小道具担当「なんでも作りまっせ~♪」
ライブ終焉にあたり
今回の「ケンハモ LIVE&LIVE」を企画していただいた 内村直子様 あぶ様
遠い北海道の地で、ビックリするほど美しい、表現豊かな演奏してくださった 得田サトシ様
ライブの為に多大な協力をしていただいた Stormy Monday の吉武様
安心して演奏させていただきましたPAの 権平様
立ち話ミーティングでとても素敵な提案をしていただいた タダワシュウ様
そして、コロナ過にもかかわらず足を運んでくださり
たくさんの拍手と声援をしていただいたお客様
6月11日のライブで繋がった人々との思いがけない出会いは
きっと「北海道ケンハモ団」にとってターニングポイントになったと思います
本当に今回、参加のお声をかけていただきありがとうございました。
これからも「北海道ケンハモ団」よろしくお願いします。
今回はここまで。
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