お正月の伝統!?「宝引き」

雑記~徒然なるままに~

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あけましておめでとうございます

江別は極寒の大晦日と元旦ですが

今年も1年がんばっていきましょう!!

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実家ではお正月に親戚で集まって「宝引き」(ほうびき)をやります。「宝引き」を聞いた事のない人もいると思いますが、簡単にいうとお祭りの屋台で綱を引いて何が当たるかな?みたいにみんなで綱を引き、誰が当たりかな?みたいなものです。そのやり方など様々あるようですが地元の根室でおこなう「宝引き」を紹介したいと思います

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宝引きとは?

元々は、ニシン漁が盛んだったころ

男性が漁に出た後に漁師の奥さん達が

陸で待つ間の暇つぶしに始めた遊びだといわれています。

小銭やお菓子を景品として

遊んでいた話も聞きますが

昔はやっていたという人の話を聞くと

酔っぱらった親戚が

大金をかけ始めて禁止になったとか

当たらなくて悪態ついて

こどもが機嫌が悪くなるからやらなくなったなど

色々な話も聞きました

根室で親戚とやる「宝引き」

『わたし』の正月といえば元旦は母方の実家に親戚一同があつまり

みんなで「すき焼き」を囲みながら新年の顔合わせをしていました

「おばば」(わたしのひいばあちゃん)の生前の時は中標津や釧路の親戚が来ていたので

総勢30人近く集まっていました

今ではそんなに集まる家もなかなか無いかもしれないが

こども時代には、その時貰える「お年玉」が

楽しみでしょうがなかったです(今では考えられない額でした)

食事が終わって一段落ついたら「宝引き」の時間

茶の間のテーブルを片づけ広く場所を空け

いつの時代から使っているのかわからない「宝引き」の綱と鈴を準備する

綱は、能登家のじいちゃん、ばあちゃんがよくアルバイトで

「秋刀魚」の仕掛けを作っていた時に使っていた「ナイロン製」の灰色の綱

鈴は、とっても古くて、ちょっと甲高い音がしていて

10個以上をスズランテープでくくっているもの

ではどんな感じで「宝引き」をするのか?

人数分の綱を用意して、そのうちの1本に鈴をくくりつけ

バラバラにならないように握り、それをいきよい良く床に「バシッ」と打ちつけます

よっぱらった叔父
よっぱらった叔父

いきよい良く、跳ねたのがあたりだぞー

よっぱらった叔父2
よっぱらった叔父2

この先っぽ曲がってるのが、当たりだぞー

みたいにこども達を酒の肴にしながら「宝引き」をしていました

勿論『わたし』が小さい時になかなか当たらなくて悪態つきましたよ

 

あと年頃になると友達と「宝引き」をする時間に

出掛けたりすると親戚一同で「あいつはダメだ」みたいな

扱いを受けてしまいました

宝引きやってみよう!

「宝引き」はやった事がない人の方が多いかもしれません

実は『わたし』の結婚式の余興でもやりました

最近はゲームもインターネットで遊ぶ時代

人と人が会って遊ぶことも少なくなりました

「トランプ」「オセロ」「花札」「人生ゲーム」etc・・・

そして「宝引き」

コロナ禍で人が集まる事は望ましくはありませんが

コロナがおさまり集まる事が許される世の中になったなら

「宝引き」してみてください

 

 

ではでは。ばいちぃ

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